シラバス情報

科目名
民法Ⅱ
授業コード
14010
担当者名
宮畑 加奈子
副題
債権法
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
民法Ⅱでは、民法Ⅰで学んだ総則・物権に続き、財産法のもう一つの重要な概念である債権を扱います。債権の全体構造、債権総論部分の債権の発生から消滅までに一連の過程とその特殊な債権関係、債権各論部分の各種契約とその他の債権発生要因である事務管理、不当利得、不法行為についての基本事項を学び、法的な観点から社会的事象を説明できるようになるのが目的です。
*本科目の受講に際しては、あらかじめ民法Ⅰを受講しておくことが望ましい。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
財産法(債権)の基礎知識を習得し、経済活動について法的な見方ができるようになる。
【身につく力】 知識・理解、論理的思考力・分析力
授業計画
第1回  債権とは何か
第2回  債権の発生
第3回  履行の強制、債務不履行
第4回  債権の対外的効力
第5回  債権譲渡・債務引受
第6回  債権の消滅
第7回  多数当事者の債権・債務関係
第8回  契約総論
第9回  契約(売買)
第10回 契約(賃貸借)
第11回 その他の契約
第12回 事務管理、不当利得
第13回 一般の不法行為
第14回 特殊な不法行為
第15回 まとめ
関連科目
民法Ⅰ 法学Ⅰ 日本の法律
準備学習等の指示
教科書を一読して、難しい言葉の意味などを辞書で調べておくこと。なお予習復習については、各30分以上を心がけてください。
教科書
野村豊弘『民事法入門』(第7版、有斐閣アルマ)
ISBN 978-4-641-22105-5
参考文献
『ポケット六法』(平成31年度版)有斐閣 
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(80%)、小テスト(20%,但し実施回数により多少の変動あり。),受講態度により総合的に評価します。また出席回数が11回以上で受講態度が良好な場合はプラス評価を行います。 
実務経験と授業との関連
備考