シラバス情報

科目名
画像編集 a
授業コード
25010
担当者名
山下 明博
副題
ソフト(Photoshop)で写真を加工する
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
「画像編集」は、コンピュータ上で、主に写真を中心とした静止画像に対し、様々な加工を施す画像処理の手法を学ぶための演習です。この演習では、まず、コンピュータ上で画像を加工するときに最低限必要な基本を学びます。次に、画像加工の様々な手法について、実例を通して学び、最後に、画像加工の手法を駆使した応用作品を作成します。提出された作品については、次週の授業の冒頭で解説を行います。画像編集処理の分野では、様々なソフトウェアが使用されていますが、使いやすさ、機能の豊富さ、そしてプロ向け画像編集ソフトとしての普及度の点では、Adobe社のPhotoShop及びIllustratorがもっとも優れていますので、このソフトを使い、画像編集処理の技術を体得します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【身に付く力】「斬新な発想をする力」「情報リテラシー」
「画像編集」では、コンピュータを使い、静止画像に対して様々な加工を施す画像処理の手法をわかりやすく学びます。同じ素材に対し、斬新な発想で、様々な画像処理手法から適切な手法を選び、適用することにより、独創性の高い作品を作れる技術を学ぶとともに、コース終了時点で、プロの画像編集者が使用するソフトを自由自在に使いこなせる情報リテラシー能力を獲得することを目標とします。
授業計画
第 1 回 Photoshopの起動と基本的な使用法
第 2 回 レイヤーを活用することによる画像修正
第 3 回 デジタルカメラによるブルーバック写真の撮影
第 4 回 ブルーバック写真の合成
第 5 回 各種ブラシを使用することによる表現力向上
第 6 回 画像へのテキスト挿入手法
第 7 回 特定部分への彩色の手法
第 8 回 逆光効果を活用した画像の加工
第 9 回  覆い焼きと焼き込みによる明るさの調整
第10回  カスタムブラシを使用した風景の作成
第11回 Illustratorの起動と基本的な使用法
第12回  パスの作成・編集
第13回  画像データからのパス作成
第14回  複数の画像の合成
第15回  応用作品の作成
関連科目
本講義を履修する際に、「映像編集」を履修することもお薦めします。
準備学習等の指示
あらゆる機会を捉え、デジタルカメラや携帯電話のカメラ等を使って静止画撮影を行い、様々な素材を集める習慣を身に付けてください。また、集めた素材を用い、画像加工の手法を駆使して、独創性の高い作品を完成させてください。素材集めと作品制作には、30分以上が必要となります。
教科書
教科書は使用しませんが、毎回、資料のプリントを配布します。
参考文献
ピクセルハウス(2015),「世界一わかりやすいIllustrator & PhotoShop:操作とデザインの教科書」,東京:技術評論社。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
平常の受講態度:20%
毎回の作品制作:40%
応用作品制作:40%
実務経験と授業との関連
備考
受講条件:Windowsの操作が行えること