シラバス情報

科目名
文章検演習 b
授業コード
12031
担当者名
木本 一成
副題
文章作成の基礎を学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
自分の考えを文章で分かりやすく相手に伝えるためには、語彙力・読解力・構成力・表現力等、総合的な文章能力が求められます。
この授業では、これらの能力を身に付けるために、四字熟語・文法・資料分析・段落構成・手紙文・意見文等の演習を行います。演習を通して、目的・意図に応じた文章を書く力を養いましょう。
毎回、授業時間中に課題に取り組み、提出してもらいます。提出した課題は添削・評価の上、次週、返却・解説します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
社会生活を送る上で必要となる文章作成の基本的知識と技術を習得し、「文章読解・作成能力検定」3級合格相当の文章力を身に付けることが目標です。【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 
授業計画
第1回 ガイダンス 文脈にふさわしい語句の使い方
第2回 文法と文脈の理解
第3回 資料分析の方法と分析結果の表現方法
第4回 段落の役割の理解
第5回 段落の構成方法
第6回 敬語の理解
第7回 手紙文の基礎知識
第8回 手紙文の書き方
第9回 事実と意見の違い
第10回 意見文の論理構成方法
第11回 意見と反論の方法
第12回 意見文における具体と抽象
第13回 意見文における効果的技法
第14回 まとめと最終試験
第15回 答案の返却と試験の解説
関連科目
ビジネス日本語演習
準備学習等の指示
・毎時間はじめに漢字テスト(「今日の漢字」)を行います。予習をしてきてください。
・この授業は演習です。欠席すると、その回の内容が身につかないばかりか、次回からの内容がわからなくなりますので欠席をしてはいけません。予習復習に約120分以上はかけましょう。
教科書
テキストは使用しません。毎回資料等のプリントを配付します。
参考文献
授業の中でプリントを配布して紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業への参加態度・漢字テスト(20%)、毎時間提出の課題(30%)、最終試験(50%)で総合的に評価します。また、11回以上出席した場合、1回あたり1点を加点します。
なお、本科目の成績評価は「CA」(Credits Authorized)で統一します。
実務経験と授業との関連
備考
・3年次が終了するまでに「文章読解・作成能力検定」3級又は文章読解・作成能力テスト3級の合格相当を取得していない者については、本科目の単位修得をもって「文章読解・作成能力検定」3級に合格したものとみなします。ただし、文章検演習で単位を修得しても卒業認定の要件として必要な単位数には含みません。なお、本科目を受講できる者は、「文章読解・作成能力検定」3級と文章読解・作成能力テスト3級を合せて3回以上受検した者です。(以上、履修細則第10条第9項第6号に記載されていますのでよく確認して受講して下さい。)
・遅刻、私語、飲食は厳禁です。