シラバス情報

科目名
情報処理入門Ⅰ l
授業コード
32012
担当者名
落谷 淑江
副題
経済学部で学ぶためのPC入門(WordとPowerPointを使った学習の基礎)
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)、高校一種(公民)、高校一種(商業)

授業内容
「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」は、コンピュータ演習授業の基礎として位置づけられ、「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」を履修することにより、ITスキルの基礎を作り上げます。
授業の初めに、前回課題の解説を行い、授業の復習をします。次に、今回の授業内容を解説、操作実習をして、課題演習作業をするという構成になります。

【Word】
Wordは、レポート・論文作成で必須となります。レポート・ちらし・ビジネス文書をスムーズに作成できるスキルを身につけます。
【PowerPoint】
PowerPointは、ゼミ・発表会・会議などで利用機会の多いツールです。基本的、かつ効果的なプレゼンテーションを作成できるスキルを身につけます。
授業内での演習に加え、さまざまな演習課題に挑戦し、スキルを確実なものとします。
また、パソコン利用の基礎として、タイピングスキルの向上、ファイル管理、情報モラルとセキュリティについての知識も身につけます。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
レポート・ちらし・論文を作成する際に使用するWordの初級から中級レベルまでと、プレゼンテーション資料を作成する際に使用するPowerPointの基礎を学びます。さまざまなシーンを想定して、どのようなときにどの機能を使用するのか、適切に使用できるスキルを身につけます。
【到達目標】
1.Wordを使って、レポートの作成・編集ができる
2.Wordを使って、表や図の入ったちらし・ビジネス文書を作成できる
3.PowerPointを使って効果的なプレゼンテーション資料を作成できる
【身につく力】
 「情報リテラシー」 ITを活用するスキルが身につきます。 
授業計画
第1回 ガイダンス、HUE NAVIシステムの利用(授業資料・課題提出)、タイピング
第2回 Windows10の基本操作、MS-IME(日本語入力の効率的な変換と機能)
第3回 ファイル管理、レポート文書作成(基本的な文書作成)
第4回 図・SmartArtの挿入
第5回 表・図表番号の挿入、印刷設定 
第6回 長文機能(スタイル、目次、脚注)
第7回 校閲機能(文章校正、表記ゆれチェック、置換、コメント)、レポート文書作成演習
第8回 ちらし文書作成(表現力をアップする機能 ページ罫線、ワードアート、段組み、タブ)
第9回 Word復習演習
第10回 総合演習(実力診断・・・Word、タイピング、情報モラルとセキュリティ)
第11回 ビジネス文書作成(あいさつ文、オートフォーマット)、WordとExcelの連携
第12回 プレゼンテーションの作成、オブジェクトの挿入
第13回 特殊効果の設定 印刷、スライドショー
第14回 他アプリケーションの利用、スライドマスタ(ヘッダーとフッター)
第15回 PowerPoint総合演習(プレゼンテーション課題の作成演習)
※上記の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。 
関連科目
大学でのパソコン利用の基礎から実習しますので、初めに履修しておくことが望ましく、次のステップとして 「情報処理入門Ⅱ(Excelを使った学習の基礎)」を履修することをお薦めします。
準備学習等の指示
事前に教科書を読み、予習してから授業に臨みましょう。
講義内容の理解を深めるために、毎回課題を課します。必ず、提出をしてください。
やむを得ず授業を欠席した場合は、次回の授業までに各自で教科書を確認しながら課題を作成し、提出期限までに提出してください。 
【授業準備の目安】
⇒予習30分(HUE Naviの授業資料で次回の授業内容を確認し、テキストを確認する)
⇒復習60分(演習問題を操作し、講義内容の理解を深める) 
教科書
広島経済大学 「情報処理入門Ⅰ」 FOM出版 販売価格:1,900円(定価:2,000円)
※初回授業時に教室内で販売しますので、代金を持参して下さい。 
参考文献
「よくわかる Microsoft Word 2016 基礎」 FOM出版
「よくわかる Microsoft Word 2016 応用」 FOM出版
「よくわかる Microsoft PowerPoint 2016 基礎」 FOM出版  
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
受講態度、毎回の課題提出状況および各総合演習(実力診断テスト、作成課題)を総合して評価します。
Wordテスト …40%
タイピングテスト …10%
情報モラルとセキュリティテスト …10%
プレゼンテーション課題 …20%
受講態度と提出課題 …20%
平常の出席状況や受講態度も評価の対象となります。
5回以上欠席した学生は、「評価不能」となる可能性があります。 
実務経験と授業との関連
備考
実習授業のため、遅刻をすると作業に遅れを取り、他の方にも迷惑がかかります。遅刻はしないでください。
受講中は私語を慎み、携帯電話、スマートフォンの使用など、授業に関係ない行為は禁止します。
また、授業中でわからないことがあった場合はそのままにせず、授業後半に行う演習時間に積極的に質問して、その都度疑問点を解決しましょう。