シラバス情報

科目名
インターンシップⅡ(海外)
授業コード
34012
担当者名
楊 義申、宮畑 加奈子、平本 賢了
副題
国際的な企業人に求められる素養を、海外企業研修から学び身につけよう
単位数
4.00単位
配当年次
3年
開講学期
2019年度前期、2019年度後期
教職免許種類

授業内容
本プログラムは海外インターンシップとして、グローバルに活躍する企業で一定期間、そのビジネスを学ぶものです。本プログラムでは、グローバル・マインドを持ち、国際舞台で活躍できる人材を育成することを目的とし、受講者が研修において大きな成果を得られるよう、全力で指導をしていきます。研修の舞台は海外とし、受講者に必要な知識とマナーを「事前学習」において徹底的に学びます。また、研修後の「事後学習」では、研修成果の共有を図るとともに、「インターンシップ報告会」にて成果報告を行ないます。従って、事後学習は報告会に向けた準備学習が中心となります。受講者は本プログラムを通じて、グローバルに活躍する企業への就職を視野に入れることで、将来における選択の幅を格段に広げることができるでしょう。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業の目標は次の3点です。
(1)現地の文化や考え方を理解したうえで、自身の意思を伝えるコミュニケーション能力を身につけること。
(2)国際感覚やグローバリゼーションに対応する力を身につけること。
(3)海外に拠点を持つ企業への就職にチャレンジし、海外で展開するビジネスに臆することなく飛び込む力を身につけること。
【身につく力】
目的意識を持って本授業に参加すれば得られるものはきわめて多いと思われます。あえて3点を示すと、以下となります。
「コミュニケーション能力」、「問題解決力」、「チャレンジする力」
授業計画
第1回 本授業のねらいと心構え、キャリアセンターの役割と活用、担当教員の紹介、授業スケジュールの説明
第2回 業界・企業研究の仕方、図書館・キャリアセンターの活用と情報収集の仕方
第3回 研修企業と業界について学ぶ①(企業理念、同業他社との比較・検討)
第4回 研修企業と業界について学ぶ②(海外での事業展開について)
第5回 充実した滞在生活を送るために①(当該国の文化や習慣の違いを理解する)
第6回 充実した滞在生活を送るために②(リスク管理について考える)
第7回 ビジネスマナー講習①(社会人としての基本的マナーと管理)
第8回 ビジネスマナー講習②(ビジネスにおける基本的態度と行動)
第9回 研修先企業の紹介(プレゼンテーション)と研修課題の整理
第10回 研修報告書の書き方、および1Day研修の準備
第11回 国内研修(1Day研修)
第12回 渡航直前準備(研修中の注意事項と指導、研修日誌の書き方)、および1Day研修の振り返り
第13回~第25回 海外研修
      研修中における報告・連絡指導、および研修報告書の準備・報告会資料の収集等の指導
第26回 研修報告(研修成果および海外生活体験報告)、および報告書指導
第27回 インターンシップ報告会に向けた準備①(発表内容の確認)、および報告書指導
第28回 インターンシップ報告会に向けた準備②(発表練習)、およぴ報告書指導
第29回 インターンシップ報告会に向けた準備③(発表練習)、および報告書指導
第30回 インターンシップ報告会(10月24日[木]予定)

※研修受け入れ企業との調整等によって、授業内容に変更が生ずる場合があります。
関連科目
本授業への理解を深める上で必要とされる経済・経営および情報に関する科目を、積極的に受講するとともに、「英語表現・発展」、「海外研修英語」および「ビジネス英語」など、発展系の英語科目を是非、受講してください。
準備学習等の指示
研修先企業の概要や事業内容をはじめ同業他社の比較とともに、研修先国の経済や社会(歴史・文化)など、必要な情報の入手と理解に努めてください。十分な事前準備が研修で大きな成果へとつながります。毎日1時間以上は準備に時間をかけましょう。
教科書
教科書はありません。授業資料はこちらで準備します。
参考文献
授業の性格を踏まえると、各自が主体的に準備作業(資料収集と整理)を行なうことが大切です。必要とされる文献の閲覧については、図書館やキャリアセンター等を利用してください。また、授業でも図書案内(情報収集の方法を含む)について説明がありますので、必ず目を通しておいてください。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・事前学習(研修課題の準備と発表等):40%
・事後学習(報告書作成と完成発表等):30%
・授業への参加と貢献(出席状況と受講態度等):15%
・研修完遂及び企業による評価:15%
※事前事後学習(学内で実施される授業)への出席が全体の3分の2以上であること、インターンシップ(学外で実施される企業研修)をやり遂げることが、単位認定の条件です。
実務経験と授業との関連
備考
【受講条件】次のいずれかの要件に該当し、履修を希望する学生。
・英検準2級以上、TOEIC450点以上の者。
・留学経験がある者。
・興動館プロジェクトで海外渡航経験を持つ者。
・上記と同等レベルの英語力または経験を有する者。
上記の学生の中から書類審査、面接(英会話を含む)等の方法で選考を行います。従って選考の結果、履修できない場合もあるので注意してください。なお、留学生は母国でのインターンシップには応募できません。
【受講心得】これから研修に参加する学生として、また大人としての基本的なマナー(挨拶・時間厳守・身だしなみ等)を守りましょう。授業中の私語、携帯電話の使用、居眠りなどには厳しく注意します。これらのルールを守れない人には、受講をご遠慮いただく場合があります。