シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (竹林栄治)
授業コード
41207
担当者名
竹林 栄治
授業題目
広島の戦跡ガイド、近現代のドイツ史および日独交流史
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
演習概要
この演習は、戦争記憶の継承と国内外の観光客に対する歴史系コンテンツ充実の一環として、広島市内外に散在する戦争遺跡のガイドを日本語(可能であれば英語・ドイツ語)で実施します。それに加えて、ゼミの後半では、欧州大陸の大国である「ドイツ」を深く理解するために、ドイツの近現代史を学習します。同時に日本人が「ドイツの歴史」を学ぶ意味も考えます。
演習計画
前期では、まずゼミ生同士の親睦を図るためのアイスブレークを行います。次いで、軍都広島の歴史を事前に学び、広島城内の戦跡の実地見学を実施します。その後学びの成果を確認するために中間報告会を行います。後期では、前期の内容を踏まえて、引き続き戦跡ガイドの事前準備をします。その際予行演習も実施します。戦跡ガイド本番の終了後に戦跡ガイドブックの改定を実施します。その後、指定した教科書に沿って、ドイツの近現史を学習します(DVD視聴も含む)。その他に、単位互換科目「広島を学ぶ」への参加(8月)します。
これに加えて、勉強会、他ゼミとの交流も予定しています(実施しない場合もあります)。
教科書
石田勇治(他編)、『図説ドイツの歴史』、河出書房新社、2007年(定価1800円税抜き)を使用予定です。
戦跡ガイドに必要は参考文献は適宜紹介します。 
活動予定
演習Ⅰの主な活動予定は以下の通りです。
アイスブレーク(打ち解けゲーム 4月)
広島城実地見学(5月下旬~6月上旬)
中間報告会(7月)
単位互換科目「広島を学ぶ」への参加(8月)
戦跡ガイド予行演習(10月上旬)
広島戦跡ガイド本番(10月下旬)
戦跡ガイドブック改訂(11月)
ドイツ近代史(12月〜1月)
他ゼミとの交流(沖縄戦跡巡り 2月)
※予定が変更される可能性があります。
成績評価の方法
平常の受講態度(発表回数、グループ学習時の貢献度、授業態度など)と発表内容。
注意事項
1 演習Ⅰの無断欠席は、厳禁です。無断欠席が累積すると、単位が認定できない場合があります。
2 戦跡ガイド本番や実地見学は正規の授業であり演習Ⅰの中でも非常に重要な授業です。したがって全員参加が原則です。無断欠席した場合には演習活動を放棄したものとみなし単位が認定できない場合があります。
3 戦跡ガイド予行演習やゼミの勉強会もゼミ活動の一環なので全員参加が原則です。ゼミ活動に非協力的な場合には演習活動をサボタージュしたものとみなし、成績評価が著しく下がる場合があります。
4 就職活動(会社説明会や面接など)で演習を欠席する場合は、事前に教員に連絡をしてください。活動終了
  後に速やかに教員に活動を証明する書類等を提出してください。無断欠席の場合は、演習活動を放棄したも
のとみなし、単位が認定できない場合があります。
5 演習での提出物は期限厳守です。期限後の提出は原則認めません。
6 演習の学習活動では指定された教科書は必須のものです。必ず各自で自分の教科書を入手してください。
  入手しないことに起因するすべての不利益は、学生の自己責任です。



選考方法
応募書類と面談による選考
1次選考期間: 11/27(火) 13:00〜14:30
2次選考期間: 12/13(木) 13:30〜15:00
履修条件
1 「軍都広島の歴史」や軍事・戦史に興味がある学生を歓迎します。
2 「ドイツの歴史」や日独の鉄道に興味がある学生を歓迎します。
3 履修登録時に経済史基礎Ⅰ・Ⅱ、単位互換科目「広島を学ぶ」および基礎ドイツ語Ⅰ・Ⅱを履修していること。これらの科目を履修してない学生は3年次や4年次に必ず履修してください(戦跡ガイドを実行する際に必要です。またドイツ史をより良く理解できるためにも必要です)。
4 戦跡ガイドには原則参加です。そのための勉強会と実地見学にも積極的に参加してください。また 他ゼミとの交流(沖縄戦跡巡り2月)のプログラムにも積極的に参加してください。

オフィスアワー
【研究室の自由訪問時間】 火曜日3時限13:00〜14:30 
場所:3号館4階403号室
来室前に電話かメールで連絡をください。
電話:082-871-1000(内線603)
メール:ej-take@hue.ac.jp