シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (野北晴子)
授業コード
41210
担当者名
野北 晴子
授業題目
論理思考と経済学的センスを磨く
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
本ゼミの到達目標は、下記の2点によって経済学的な思考センス、そして人前で話す度胸を身に付けることです。
①マクロ経済学を誕生させた「ケインズの経済学」について考える
②日経新聞・ビジネス雑誌を読んで議論をする
上記の目的達成のために、テキストを使います。また、今起こっている経済問題を常にフォローし、問題意識をもって考えてもらうために、日経新聞やビジネス雑誌(エコノミスト、日経ビジネス、東洋経済、ダイヤモンド、ウェッジ等)から記事を選び、その内容について説明してもらいます。また、1月には、4年生の卒論報告会に参加し、質問することで、それまでのゼミの成果を各自確認し、次年度の卒論作成のイメージをつかみます。

4月ガイダンス(図書館の使い方、調べ方)
  テキスト「経済学の生い立ち」、「資本主義経済の理想の状態としての自由放任主義」
  「グローバリズムと市場の暴走」、「市場規模と分業の程度を決定するのは資本量」
  日経新聞・ビジネス雑誌
5月 テキスト「ケインズ革命」、日経新聞・ビジネス雑誌
6月 テキスト「ケインズが古典派と呼んだ新古典派経済学」、 日経新聞・ビジネス雑誌
7月 テキスト「ケインズの有効需要の原理」、日経新聞・ビジネス雑誌
夏季休暇 工場見学
9月 テキスト「有効需要の原理と有効需要政策」、日経新聞・ビジネス雑誌
10月 テキスト「国民所得決定式とケインズ乗数」、日経新聞・ビジネス雑誌
11月 テキスト「ケインズの投資誘因と利子論」、日経新聞・ビジネス雑誌
12月 テキスト「流動性選好の理論」、日経新聞・ビジネス雑誌
1月 テキスト「公共事業の意義とケインズ経済学、4年の卒業論文報告会への参加
※就職ガイダンスが入る場合があります。
教科書
大矢野栄次(2018)『ケインズの経済学と現代マクロ経済学』(2,500円)。
活動予定
8月(定期試験終了直後)もしくは9月初めに工場見学を実施します。現在、高炉型製鉄所では日本最大で世界一効率の良い福山市のJFEスチールを予定しています。また、学生証で入館できる「ひろしま美術館」鑑賞と茶話会等も計画しています。
その他、懇親会、スポーツ大会、合宿、研究会等、学生からの積極的なゼミ課外活動の提案を期待します。
成績評価の方法
ゼミ活動 への参加度(報告内容、質問、ゼミ行事の企画・実施、ゼミ長など役員としてのゼミ運営)で評価します。原則として、ゼミで一度も報告できなかった場合、卒論報告会に参加していない場合、単位認定はできません。

選考方法
面接による選考:必ず、事前にメール(hr-noki@hue.ac.jp)等で、下記の時間帯に予約を取ってください。ただし、どうしても下記の時間帯では都合がつかない場合、別途対応します。
(第1次)11月27日(火)15時00分〜17時00分、11月29日(木)12時30分〜14時00分、11月30日(金)11時00分〜15時00分
(第2次)12月13日(木)12時30分〜15時00分、12月14日(金)11時00分〜15時00分
履修条件
①経済学の勉強をあきらめていない学生
②ゼミ活動よりバイトを優先しない学生(必須条件)
③自分の意見・考えを持っている学生
④家族や友人に感謝している学生
オフィスアワー
場所:明徳館3階 野北ゼミスペース
時間:20日(火)13時30分〜15時00分
研究室訪問の場合は、火曜、木曜、金曜の13時00分〜17時の間で、在室であれば対応します。月曜は県外非常勤のため不在です。(研究室 メディア情報センター1階7号室)