シラバス情報

科目名
レクリエーションスポーツ実習Ⅱ(キャンプ)
授業コード
26042
担当者名
門田 卓史、松本 耕二
副題
キャンプを体験しプログラムをマネジメントする
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
本実習では,事前・事後(学内)と夏季の集中(2泊3日)実習のキャンププログラムを通して、教育キャンプに必要な基礎的な知識や技術を習得します。
事前実習では、キャンプに必要な基礎的な知識と準備について説明を行い、学生同士でそのプランニングを行います。実習では、非日常空間においてキャンプという集団生活を通じ、参加者相互の交流を深めることから、野外活動(アウトドア・アクティビティ)の関心を高めつつ理解も深めるだけではなく、キャンプマネジメント、さらには防災/減災という視点でキャンプを考えるなど、視点を養います。事後実習(学内)では、実習での気づきの整理や今後につなげるでディスカッションを行います。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
キャンプにおける基礎知識と技術の習得。
教育キャンプのプログラミングとマネージメントについての理解。
チームでのキャンプを通して、自らの姿勢(自主性や積極性)からたメンバーとの協力(協調性)を体感することを通して気づき、考えるきっかけとする。
【身につく力】 チャレンジする力,協働して成し遂げる力,問題解決力
授業計画
 第1回  ・事前学習 オリエンテーション(実習に関する詳細説明他)
 ● 実習(2019/9/13〜15を予定)
 【第1日目:プログラム(午後〜夜)】
 第2回  ・キャンプの基本的活動とプログラムミーティング
 第3回  ・アイスブレイク(参加者同士の交流)
 第4回  ・野外炊飯①(キャンプ場での野外炊飯スキルの習得)
 第5回  ・まとめ①(初日のふりかえりと翌日に向けても目標設定)
 【第2日目:プログラム(午前〜午後〜夜)】
 第6回  ・キャンプベーシックスキル(知識及び技術の習得)
 第7回  ・グループワークミーティング(チームディスカッション、企画作り)
 第8回  ・グループワーク①(チームで課題を達成する)
 第9回  ・グループワーク②(ビバーク地での野外炊飯スキルの習得)
 第10回  ・グループワーク③(ビバーク地決定と設置など)
 第11回  ・まとめ②(2日目のふりかえりと、目標他の確認)
 【第3日目:プログラム(午前〜午後)】
 第12回  ・グループワーク④(グループワーク成果のまとめ、言語化、数値化、視覚化)
 第13回  ・まとめ②(プレゼンテーションとフィードバック)
 第14回  ・キャンププログラムについて(講義による知識の習得)
 ※プログラムは天候等により変更する場合があります。
 ※事前実習にて詳細(企画)を伝えます。        
 第15回  ・事後学習(別途、日程および場所は指示します。)
        ディスカッションとまとめ、これからに向けて
関連科目
レクリエーションスポーツ実習Ⅰ(ゲーム)、レクリエーションスポーツ実習Ⅲ(スノー)
準備学習等の指示
事前学習では,日本キャンプ協会http://www.camping.or.jpのホームページを参照し、キャンプの基本的な考え方やプログラムの種類などを見ておいてください(30分以上必要)。また講義・実習で用いた専門用語を理解するために事後学習を行いましょう(30分以上必要)。実習中にも振り返りの時間を設けます(実習ノート作成に60分程度必要)。日頃から野外活動(アウトドア・アクティビティ)への興味・関心を高めるとともに、体調管理などにも気を配っておきましょう。
教科書
特に教科書は使用しません。必要な資料は配布します。
参考文献
授業に必要な文献・資料を紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
事前実習、集中実習での主体的参加度、態度(参加者との協調性・協力)、技術・技能、プレゼン、レポート等にて評価します。 
実務経験と授業との関連
備考
● 受講者数が5名以下の場合は開講されないことがあります。
  このことについて事前了承の上、登録をしてください。
● 2019年度は、9月13・14・15日の2泊3日を予定しています。

・事前実習に参加しない者の実習参加は認めません。 
・実習費(必要経費)を徴収します(宿泊・食費など)。
・事前実習や実習実施日程等はポータルサイトの掲示板で連絡します。

※ レクリエーションインストラクター(日本レクリエーション協会)資格関連科目