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 教員名 : 末広 菜穂子 
						
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					 科目名 
							西洋経済史特論Ⅰ 
							授業コード 
							71015 
							担当者名 
							末広 菜穂子 
							副題 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							1年 
							開講学期 
							2019年度前期 
							教職免許種類 
							高校専修(地理歴史) 
							授業内容 
							西洋経済史特論では、ヨーロッパ経済の発展の歴史とその特徴を理解するために、中世から近代の時代変化を長期的に見据えながら、それぞれの時代の経済状況、社会条件に焦点を当て、近代ヨーロッパの経済的繁栄の基礎がいかに築かれたのか、また他の社会と比較してヨーロッパの経済発展の特徴は何であるのかを論究していきます。西洋経済史特論Ⅰでは中世のヨーロッパを取り上げ、この時代における農業、商業、工業などの諸産業の発展、および、その背景となりまた結果ともなる農村や都市の社会・経済・生活全般の状況とその変化を詳しく検討していきます。 講義は講義形式に受講者の研究報告を交えた形で行います。 
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							1.中世ヨーロッパの経済社会の基本的状況を理解し、説明できるようにします 
							2.諸産業の発展状況を把握し、説明できるようにします 3.上記、1.2.を踏まえ、ヨーロッパ経済発展の歴史における中世社会の意義を論考できるようにします 授業計画 
							第 1 回 経済史の学問的特徴  
							第 2 回 経済史の史料 第 3 回 中世ヨーロッパの経済状況 第 4 回 諸産業の発展 農業の概要 第 5 回 〃 農業社会 第 6 回 〃 農村と都市 第 7 回 諸産業の発展 工業の概要 第 8 回 〃 工業の発展 第 9 回 諸産業の発展 商業の概要 第10回 〃 商業の展開 第11回 〃 商業技術の発達 第12回 諸産業の発展 交通の発達 第13回 〃 情報・通信の発達 第14回 中世の経済的意識 第15回 近代へ向けての経済発展の総括 関連科目 
							日本経済史特論Ⅰ、日本経済史特論Ⅱ、東洋経済史特論Ⅰ、東洋経済史特論Ⅱ 
							準備学習等の指示 
							テキストを受講者に報告をしてもらいながら、授業を進める予定です。 
							基本的なヨーロッパ史の流れについてあらかじめよく勉強し、報告担当時にはレジメを準備して下さい。 授業中、英語・日本語などの参考文献を指示するので、それについてレポートをまとめるなど予習・復習をしておくこと。 教科書 
							Carlo.M.Cipolla, Before the Industrial Revolution,1976 London、およびフィリップ・ヴォルフ『近代ヨーロッパ経済のあけぼの』1993年 晃洋書房をテキストとします。  
							参考文献 
							授業中に適宜指示します。 
							定期試験の実施 
							定期試験は実施しません。 
							成績評価の方法 
							平常の発表内容・レポートと、期末提出レポートを、総合的に評価します。  
							実務経験と授業との関連 
							なし 
							備考 
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