リスクマネジメント

24043

佐藤　達男

リスクマネジメントの基本から最新事例まで

2.00単位

3年

2019年度後期

近年の企業活動はリスクと不確実性に満ちており、プロジェクトを成功に導くためにはリスクをマネジメントすることが重要です。本講義では、リスクマネジメントに必要な知識と事例を学びます。また、社会全体がITネットワークでつながる今日的な状況に対応してサイバーセキュリティをカバーすることで、リスクマネジメントに対する理解を深めます。
授業はディスカッションなどの要素を取り入れてインタラクティブに展開していきます。

リスクマネジメントに必要な知識を習得します。
ビジネスにおけるリスクのとらえ方と解決方法を習得します。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「問題解決力」

第1回　　リスクマネジメントの概要
第2回　　プロジェクトリスクマネジメント①　リスク分析
第3回　　プロジェクトリスクマネジメント②　リスクマネジメント計画
第4回　　プロジェクトリスクマネジメント③　リスク監視・コントロール
第5回　　プロジェクトリスクマネジメント④　リスクの継続的マネジメント
第6回　　リスクマネジメント事例研究①　　事故事例をもとにしたケーススタディ1　システム開発ほか
第7回　　リスクマネジメント事例研究②　　事故事例をもとにしたケーススタディ2　製造業ほか
第8回　　リスクマネジメント事例研究③　　事故事例をもとにしたケーススタディ3　グループディスカッション
第9回　　サイバーセキュリティ①　セキュリティの基本
第10回　サイバーセキュリティ②　サイバーセキュリティの時代
第11回　サイバーセキュリティ③　セキュリティマネジメントの手法
第12回　サイバーセキュリティ④　IoT時代のサイバーセキュリティ
第13回　企業を取り巻くリスク①　グループリスクマネジメント
第14回　企業を取り巻くリスク② ケーススタディとグループディスカッション
第15回　まとめ

プロジェクトマネジメント（前期）

授業の予習・復習用に課題を提示するので必ず提出してください。課題は最低1時間の学習時間を要します。

使用しません。適時プリントを配布します。

プロジェクトリスクマネジメント(Paul S. Royer,2002)
技術者論理とリスクマネジメント(中村昌允,2012) 他

定期試験を実施します。

平常点（受講態度、課題提出）40%、定期試験60%により総合的に評価します。
遅刻・欠席および受講態度が悪い学生は平常点より減点します。
出席回数が3分の2に満たない場合は、定期試験の受験を認めません。

民間のIT企業で約20年間にわたってプロジェクトマネジメントに携わってきた実務経験を踏まえて、知識と経験の両面から授業を進めて行きます。

授業計画は、履修者の人数および理解度などによって変更する場合があります。
各回の授業内容は全て連動して知識として積み重なっていくので、継続的に出席し、理由のない欠席はしないでください。