シラバス情報

科目名
愛の講座
授業コード
35004
担当者名
松井 一洋
副題
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
【授業内容】人生の先達や偉大な経営者が人生のさまざまなステージでであった「愛のかたち」をテーマにして、教員も学生も、ともに心を開いて語り合いたいと思います。そして、自分の心の強みや弱みを認識するとともに、他人の気持ちや立場を暖かく思いやることを学びましょう。(なお、本講座を、恋愛講座と勘違いしたり、不真面目な気持ちで履修することのないよう厳に申し添えます。成績評価については、各自の授業への参加度、真剣度を厳しく判断します。)

【授業方法】授業は、全員参加が前提です。さまざまな事例に真剣に向き合って考え、発言し、議論のうえ、全員の前で発表していただきます。また、毎回授業の最後に小テスト(ふりかえり)を実施し、次週の授業の冒頭で解答・解説を行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、元気力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
(1)偉大な経営者や哲学者の考え方を学び、「ほんとう」の勇気と愛について考えます。
(2)グループ討議をもとに、自信と責任を持って、意見や企画を発表できる表現能力を身につけます。
(注)本講座は、“恋愛”講座ではありません。人生や人間関係に真剣に向き合い、社会人基礎力を身につけようとする諸君の受講を期待します。毎回、事前課題があります。 
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「プレゼンテーション能力」
授業計画
第 1 回 オリエンテーション・・・人間力の基本は愛!
       愛は、「求めるもの」ではありません。自ら「愛する」ことの能動的意味を確認しましょう。今日から、
       新しい自分探しを始めるあなたへの最初のメッセージです。
第 2 回 森信三(哲学者)ー我が言葉の人間学(哲学は本来、生きる力になるべきだ)
第 3 回 坂村真民(仏教詩人)ー念ずれば花開く(母の唱えた八字十音)
第 4 回 「四書五経」って何?
第 5 回 稲盛和夫(京セラ名誉会長)ー事業を興す その動機善なりや 私心なかりしか
第 6 回 樋口武男(大和ハウス工業会長)ー我が熱湯経営の歩み
第 7 回 経営者たちの魂の言葉集から
第 8 回 渡部昇一(上智大学名誉教授)ーヒルティに学んだ心術が支えとなった。
第 9 回 達人たちの名言集から
第10回 小野田寛郎(小野田自然塾理事長)ー不撓不屈
第11回 極限の運命を生きた人たちの名言集
第12回 安岡正篤が残した言葉(1)ー目は心の鏡
第13回 安岡正篤が残した言葉(2)ー人を愛する
第14回 自分の「座右の銘」を創ろう
第15回 まとめ 
関連科目
なし
準備学習等の指示
毎回の授業では、かならず全員に発言していただきます。事前配布する資料を読んで自分で考えてくることが求められます。予習には60分以上をかけてください。
教科書
教科書は使用しません。なお、授業の資料は、できる限り事前配布します。 
参考文献
各回の授業計画にあげた著名人に関する書物に目を通してください。特に指定しません。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)出席状況および受講態度…25%
(2)授業中の発言および参加…50%      
(3)一人ひとりの成長意欲と実行(自己評価と個人面談を含めて考慮します)…25% 
実務経験と授業との関連
備考
定員を30名とします。
興動館科目では、経済産業省が推奨する「社会人基礎力」の伸長度をはかるため、「プログレスシート」を作成していただきます。
※社会人基礎力とは…組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力