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 教員名 : 中嶋 則夫 
						
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					 科目名 
							実践公共経済学 
							授業コード 
							21055 
							担当者名 
							中嶋 則夫 
							副題 
							身近な非効率を解決する 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							3年 
							開講学期 
							2019年度後期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							 本授業では、身近にある問題を題材に、関連するデータ収集とその整理・分析を通じて現状把握を行います。それを土台に、公共経済学の知識を活用し、対象とした問題の解決策を提案し、それを実践につなげるために必要となる行動計画作成までを以下の授業計画に従い行います。 
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							公共経済学では、市場で供給することが難しい財の存在とその供給方法などに関して議論しました。その中には、身近にある問題も多く含まれていました。それに関連するデータ収集を実際に行い、その整理・分析を通じて、それらの現状把握を行うとともに、発生メカニズムを理解し、問題の発生原因にどのように働きかければ、望ましい状態に近づくのかという改善策・解決策を作成できるようになることを目指します。さらに、これらの提言案をどのようにすれば実践できるかを検討することで、自ら行動を興すために必要な準備が自ら行えるようになることを目標とします。 
							【身につく力】「コミュニケーション能力」、「プレゼンテーション能力」、「問題解決力」 授業計画 
							第 1 回 ガイダンス(データ収集活動、過去のデータ紹介) 
							第 2 回 需要曲線・供給曲線 第 3 回 需要曲線・供給曲線の応用例1(ポイ捨て) 第 4 回 需要曲線・供給曲線の応用例2(市街地での駐輪) 第 5 回 外部不経済について 第 6 回 外部不経済の解決方法(課税と補助金) 第 7 回 外部不経済の解決方法(自発的交渉) 第 8 回 身近な問題とその解決に向けた実践例の紹介 第 9 回 データ収集活動、その整理と加工 第10回 エクセルで体感する確率変数 第11回 エクセルで体感する調査データの特徴 第12回 エクセルで体感する調査データの分布 第13回 集計したデータを活用した伝え方 第14回 報告書の作成作法 第15回 報告会 関連科目 
							ミクロ経済学基礎Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学、公共経済学 
							準備学習等の指示 
							 授業では、復習・予習に関する指示をするので、その都度、指示に沿った対応をしてください。 
							授業の振り返りを行うHUENAVIアンケートへの回答作成には40分、教科書や資料の該当箇所の熟読に40分/日×5日の時間をかけてください。 教科書 
							井堀利宏『基礎コース公共経済学(第2版)』新世社 
							参考文献 
							東北大学統計グループ『これだけは知っておこう!統計学』有斐閣 
							N・グレゴリー・マンキュー著(足立英之 他 訳)(2005)、『マンキュー経済学Ⅱ マクロ編(第2版)』東洋経済新報社 N・グレゴリー・マンキュー著 ; 足立英之 [ほか] 訳(2008)『マンキュー入門経済学』 東洋経済新報社 定期試験の実施 
							定期試験は実施しません。 
							成績評価の方法 
							出席点5点(11回目から各回1点加算_外枠評価)、HUENAVI回答点15点(指定文字数以上が対象)、プレゼン35点、期末レポート50点、欠席授業への事後対応無しの場合の減点(各回2点減点)の合計点で評価します。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							1.学生証を忘れた場合については、自己責任となり、こちらでは対応しません。  
							2.講義中の私語は厳禁です。こちらからの指摘を受け、同様の指摘を再度受けた者については出席したと認めない場合がありますので、それを念頭に受講して下さい。 3.講義中は携帯電話の電源をオフにして、かばんなど受講に不必要なものは机の下においてください。  |