シラバス情報

科目名
コンテンツビジネス論Ⅱ
授業コード
25020
担当者名
濱 愼一
副題
コンテンツビジネスの仕組みと動向
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
本講義「コンテンツビジネス論Ⅱ」では、最新のコンテンツビジネス市場データに基づいて、コンテンツビジネスの現状と動向について学んでいきます。デジタルコンテンツの基礎知識から、その国内・国外市場動向の現状把握、デジタルコンテンツのビジネスに関するメリット・デメリットなどを学びます。実際のコンテンツビジネス企業を取り上げて事例研究を行い、分析します。毎年、最新のデータに基づいてコンテンツビジネス市場の現状と動向を見ていきます。
また、講義ごとに簡単な復習/予習問題を課しますが、講義の冒頭で必要に応じて解答と解説を実施します。レポートについても同様です。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本講義では、以下のことを到達目標にします。
1.デジタルコンテンツとそのビジネスに関する現状を理解し、説明できる。
2.コンテンツビジネスの仕組みを理解し、説明できる。
3.事例研究を通じて、コンテンツビジネスの分析などができる。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 デジタルコンテンツとは何か
第 3 回 コンテンツビジネスの基本モデル
第 4 回 日本のコンテンツ産業の市場動向
第 5 回 コンテンツをめぐる知的財産権
第 6 回 コンテンツの分野別動向—マンガ、アニメーション、ゲーム
第 7 回 コンテンツの分野別動向—映画、音楽
第 8 回 メディアの分野別動向−SNS
第 9 回 メディアの分野別動向−モバイル関連
第10回 海外動向—アメリカ
第11回 海外動向—中国
第12回 海外動向—韓国など
第13回 決済手段
第14回 事例研究
第15回 まとめ
関連科目
マルチメディア論、Webメディア論、Webコンテンツ制作、コンテンツビジネス論Ⅰ
準備学習等の指示
毎日ICTやメディア関連のニュースを読むように努め、興味・関心を持った問題に対しては自分の考えをまとめておくようにしましょう。
毎講義ごと簡単な予習/復習課題を出しますので、用語やデータの確認なども含め30分以上をかけて解答し、次の講義の時間までに必ず提出するようにしましょう。
教科書
資料を配布します。
参考文献
「コンテンツビジネス特論」、岸川善光[編著]、学文社、2010年
「コンテンツ学」、長谷川文雄、福冨忠和[編]、世界思想社、2007年
「デジタルコンテンツ白書」、監修:経済産業省 商務情報政策局、編集・発行:一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)
「情報メディア白書」、電通総研編
「情報通信白書」、 総務省、http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/
「最新コンテンツ業界の動向とからくりがよく分かる本 [ 第2版 ] 」、中野明[著]、 秀和システム、 2013年
また必要に応じて、資料を配布したり、他の文献を紹介したりします。
定期試験の実施
定期試験は実施します。
成績評価の方法
成績は平常の出席状況と受講態度(10%)、レポート(20%)、定期試験(70%)で評価します。
実務経験と授業との関連
なし
備考
あたり前のことですが、理由なく遅刻や欠席をしないようにしてください。専門用語はしっかりと覚えるように努めましょう。