シラバス情報

科目名
スポーツトレーナー実習
授業コード
26040
担当者名
大段 淳義
副題
体力向上と障害予防の為のトレーニング実践
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
クライアントのニーズに対応し指導出来るように、エビデンスに伴ったトレーニング方法を学び実践します。測定と評価では適切にニーズ分析の出来る能力を身に付け、パフォーマンスの向上や健康増進などに関係する体力(柔軟性・筋力・パワー・スピード・持久力)を高める為のトレーニングを学びます。また障害を予防する為のトレーニングを学びます。そして年代や性別、スポーツなど環境に合わせてどのようにトレーニングプログラムを考え指導していけばよいかを学び、実践します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
スポーツトレーナーには競技パフォーマンス向上や障害予防を目的とした指導だけでなく、一般の方の健康増進、子どもの体力向上、更にはリハビリテーションなど多種多様なニーズへの対応が求められます。本科目では、様々なニーズに対応出来る為の知識だけでなく、自ら実践出来、そしてクライアントに対して適切に伝えることの出来る能力を身に付けることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」
授業計画
授業概要(概要は以下の通りだが、日程の詳細と順番は変更がありうる)
第1回 ガイダンス〜本講義の概要、スポーツトレーナーの役割と仕事〜
第2回 ストレッチング〜機能解剖とスタティックストレッチング〜
第3回 自体重トレーニング
第4回 レジスタンストレーニング
第5回 パワートレーニング
第6回 スピードトレーニング
第7回 持久力トレーニング
第8回 ウォーミングアップとクールダウン
第9回 測定と評価1〜測定と評価の実際〜
第10回 測定と評価2〜姿勢改善と機能的動作習得〜
第11回 障害予防のトレーニング1〜上肢・体幹〜
第12回 障害予防のトレーニング2〜下肢〜
第13回 対象者に合わせたトレーニング1〜成長期のコンディショニング〜
第14回 対象者に合わせたトレーニング2〜中・高齢者のトレーニング〜
第15回 本講義のまとめと授業アンケートの実施等
関連科目
スポーツトレーナー論
準備学習等の指示
毎回の授業は全て関連性があります。授業後の復習を30分以上は行いましょう。そうすることにより授業の理解度が高まります。
教科書
教科書は使用しませんが、毎回レジュメや資料等のプリントを配布します。
参考文献
Thompson・Floyd著「身体運動の機能解剖 改訂版」医道の日本社
トーマスベックレー他著「ストレングストレーニング&コンディショニング」ブックハウスHD
山本利春著「測定と評価」ブックハウスHD
ロジャー・アール他著「パーソナルトレーナーのための基礎知識」森永製菓健康事業部
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト1〜9」日本体育協会
他授業で適宜指示をします。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
出席状況と授業態度、小テストの総合判断で評価します。
実務経験と授業との関連
備考
関連科目:スポーツトレーナー論
受講条件:スポーツトレーナー論を履修していることが望ましいです。