シラバス情報

科目名
フランス語Ⅱ
授業コード
11353
担当者名
三木 島彦
副題
はじめてのフランス語Ⅱ
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
語彙や文法など、前期のフランス語Ⅰで学んだことが土台になります。新しい課でも繰り返し出て来るところをおさらいしながら、前期と同様のやり方で学習を進めてゆきます。テープを聴いて行なう発音練習は、1 時間の授業で複数回試みることができるようにこまめに当てます。毎回、授業時間内で練習問題の解答をこなし、各人が黒板や提出のプリントにフランス語を書くようにします。プリントは添削して返却します。各課のディアローグ(「対話」「会話」 英語の読み方では「ダイアローグ」)は、自分なりに感情をこめて読んでみるとよいでしょう。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
前期と同じ目標で、同じ教科書を引き続いてやってゆきます。 辞書を引いてフランス語の意味を調べて、簡単な文が読めるようになること、初めての単語に出会って綴り字の読み方が分かるようになることが目標です。英語、フランス語の両方の海外旅行で使える表現をいくつか覚えましょう。
[ 身につく力 ] 「知識・理解」 「コミュニケーション能力」 「論理的思考力・分析力」
授業計画
第1回 5課 「パリから来ました」(We come from Paris.) 「 l と r の発音 」 動詞 「行く」(go) 「来る」(come)  
第2回  「私は美術館に行きます」(I go to the museum.) 「日本から来ました」(I come from Japan.)
第3回 命令形:「降りなさい」( Get off ! ) 「乗りなさい」( Get on ! ) 「恐れるな」( Don't be afraid ! )
第4回  6課 「君たち、何歳なの?」(what age are you?) 所有形容詞( my father, your mother,... )
第5回 強勢形人称代名詞:「私です」(It's me.) 「彼と」(with him) 疑問形容詞( what ) 数字 41-100
第6回  練習:「何色が好き?−緑が好き」( What color do you prefer? - I prefer green. )
第7回 7課 「のど、からから、おなか、ぺこぺこ」(I'm thirsty, I'm hungry.) 部分冠詞「いくらかの」( some )
第8回 「水」( some water) 「お金」(some money) 第2群規則動詞( choose, finish ) 動詞「欲する」 want
第9回  「何か飲む?−コーヒーお願いします」(Do you want to drink something? - Some coffee, please. )
第10回 8課 「お手伝いできます」(We can help you.) 非人称構文(時刻・天候・「〜がある」・「〜が必要だ」)
第11回 直接目的語の人称代名詞( me, you... ) 動詞「できる」(can )  「入ってもいい?」( Can I come in?)
第12回 時刻のたずね方:「何時?−8時です」(What time is it? / Do you have the time? - It's eight.)
第13回 否定疑問「私を愛していないの?−いや、君が好きだよ」(Don't you love me?- Yes, I love you.) 
第14回 映画鑑賞『コーラス』 フランスの子どもたち、家族についての話題
第15回 まとめ(教科書の残り:会話のストーリー、未来時制や過去時制の説明など) 後半に試験を行なう
関連科目
英語 
準備学習等の指示
各課の会話のフランス文の日本語訳、練習問題の答えを配布のプリントに書き込んでおくこと、これらはすべて授業の後に提出となります。そのため予習に1時間。それが出来なかった場合は授業の前の短い時間にでも、プリントにあらかじめ目を通しておくと良いでしょう。なにより文法説明や練習問題のフランス語を訳した英語は知っておきたいものです。もし知らない単語などあったら、その場ですぐに調べましょう。 復習は勉強したフランス文を声に出して読んでみる(10分くらい)。スマホに教科書の音源をダウンロードできるので、いつでもフランス文をリピートして、練習することが出来ます。 
教科書
小笠原洋子著『ピエールとユゴー[ コンパクト版 ](DVD付)』(白水社)、2400円+税
参考文献
仏和辞典
久松健一著『英語がわかればフランス語はできる!CD付ー仏英収録』(駿河台出版社)2000円+税
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
最後の授業時間内で行なう試験の成績で決めます(60%以上)。 合格点に届かない時は、発音練習、練習問題の解答などの発表の回数、プリントの提出などを点数化して試験の成績に加えます(40%以内)。点数化は各1回につき1点です。したがって60点の合格点のためには、試験を必ず受けなければなりません。前の週に試験範囲や参照のことなど詳細を発表します。
実務経験と授業との関連
備考
欠席した場合、各課の練習問題の解答は、友達にたずねるなどして、そのつど確保しておく必要があります。また先生に聞いてもいいです。授業中聞き逃したことなどについても繰り返しを厭いません。提出物は遅れても提出してください。
 休んだ理由のある時は相談に来てください。生徒さんのやっていることがわかり、先生と生徒さんの間のコミュニケーションの機会になると考えます。