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 教員名 : 宮辻 渉 
						
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					 科目名 
							経営管理論基礎 
							授業コード 
							22022 
							担当者名 
							宮辻 渉 
							副題 
							管理者への道 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							2年 
							開講学期 
							2019年度前期 
							教職免許種類 
							高校一種(商業) 
							授業内容 
							本講義は経営管理論における理論や考え方などを俯瞰して連続性をもって学習します。 
							経営管理論は実践において発生した問題や課題を解決しながら発展してきました。そこで、当時の時代背景などを踏まえながら、実例を交えて経営管理論の基礎知識を習得していきます。また、適宜VTRを視聴し、その解説を行います。ただし、経営管理論は明確な解を持っているわけではありません。そこで、適宜答えのない質問をみなさんに投げかけますので自由な発想で答えてください。このようにして、理論を援用しながら自身の考えを醸成する機会を設けます。 なお、小テストを行った際は次週にテストの解説を行います。 授業形式:講義 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							①経営管理論の理論を「自分の言葉」で説明できるようになれること。 
							②現実社会で生じている問題や課題を発見し、それを経営管理論の理論を用いて解決できるようになれること。 【身に付く力】「知識・理解」「論理的思考能力・分析力」「問題解決力」 授業計画 
							第1回 イントロダクション:経営管理論基礎の概要と講義の進め方 
							第2回 科学的管理法の背景と概要 第3回 科学的管理法の示唆 第4回 フォード:大量生産システムとフォーディズム 第5回 GM:フォードの凋落とGMのマーケティング 第6回 官僚制組織:マックス・ウェーバーの問題意識 第7回 官僚制組織:意図せざる結果 第8回 ファヨールによる管理過程論 第9回 人間関係論:ホーソン実験の背景と概要 第10回 人間関係論:ホーソン実験の示唆 第11回 行動科学的アプローチ 第12回 モチベーション理論:内容理論 第13回 モチベーション理論:過程理論 第14回 コンフリクト・マネジメント 第15回 まとめと総括 関連科目 
							経営管理論 人的資源管理論Ⅰ 人的資源管理論Ⅱ 経営組織論 経営戦略論  
							準備学習等の指示 
							予習:参考文献や経営管理に関連する書籍の索引を参照して各回のキーワードを30分以上調べてください。 
							復習:講義内容はワードなどを用いて60分以上かけて自分の言葉で文章として整理し、知識を定着させてください。「自分の言葉」で整理した文章はPCやUSBメモリなどに保存することで、今後活用することができます。 教科書 
							教科書の指定はありません。レジェメや資料を配布し、講義に関連する文献は適宜紹介します。 
							参考文献 
							伊丹敬之・加護野忠雄(2003)『ゼミナール経営学入門』 3000円+税 
							上野恭裕・馬場大治編著(2016)『経営管理論』中央経済社 2400円+税 塩次喜代明・小林敏男・高橋伸夫(2009)『経営管理』有斐閣 1900円+税 高巌(2013)『ビジネスエシックス』日本経済新聞社 4500円+税 野中郁次郎(1980)『経営管理』日本経済新聞社 860円+税 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							期末テスト60%:到達目標の①が「自分で考えた論述」によって達成できていることを重視します。 
							小テスト40%:到達目標の②が「自分で考えた論述」によって達成できていることを重視します。 小テストは講義中に不定期に5回程度行います。 出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合には、期末テストの受験を認めませんので注意してください。 ※出席や講義、期末テストや小テストなどにおいて何らかの不正が発覚した場合は厳格に対処しますので十分に注意してください。 実務経験と授業との関連 
							備考 
							・教室を歩きながら講義をしますので、緊張感を持って講義に臨んでください。 
							・他の学生の迷惑になる行為、講義の進行を妨げる行為、マナー違反等は厳重に注意します。 ・教室を歩きながら適宜質問を投げかける双方向型の講義になります。ランダムにマイクを渡しますが、経営管理論は明確な解を持っていませんので、自由な発想で意見を述べてください。これを通じて多面的に物事を捉えるという視点を醸成します。  |