シラバス情報

科目名
情報処理入門Ⅱ l
授業コード
32028
担当者名
落谷 淑江
副題
経済学部で学ぶためのPC入門(Excelを使った学習の基礎)
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)、高校一種(公民)、高校一種(商業)

授業内容
「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」は、コンピュータ演習授業の基礎として位置づけられ、「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」を履修することにより、ITスキルの基礎を作り上げます。
授業の初めに、前回課題の解説を行い、授業の復習をします。次に、今回の授業内容を解説、操作実習をして、課題演習作業をするという構成になります。

「情報処理入門Ⅰ」で学んだ内容(コンピュータ利用、Word操作)を踏まえて、Excelを学びます。
Excelは、学生生活、就職活動、社会人として、あらゆるシーンで活用されているツールであり、基本的な操作が問題なくできることが、今や最低限のスキルとして要求される時代です。
授業内での演習に加え、さまざまな演習課題に挑戦し、スキルを確実なものとします。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
表計算能力を身につけるため、Excelの初級から中級レベルまでを学びます。さまざまなシーンを想定して、どのようなときにどの機能を使用するのか、適切に使用できるスキルを身につけます。
【到達目標】
1.計算式を含む基本的な表を作成・編集できる
2.基本的なグラフを作成できる
3.大量のデータを適切に扱うことができる(データベース機能)
【身につく力】
「情報リテラシー」 ITを活用するスキルが身につきます。 
授業計画
第1回 ガイダンス、HUE NAVIシステムの利用(授業資料、課題提出)、データ入力、数式作成(四則演算)
第2回 表の作成、関数の利用1(SUM、AVERAGE、MAX、MIN)
第3回 表の編集、相対参照と絶対参照
第4回 印刷設定
第5回 グラフ作成
第6回 復習演習1(表作成、グラフ、印刷)
第7回 総合演習1(実力診断テスト(中間)・・・表作成、グラフ、印刷)
第8回 関数の利用2(PHONETIC、COUNTA、COUNTBLANK、COUNTIF、IF)
第9回 関数の利用3(VLOOKUP、SUMIF、AND、OR、関数のネスト)
第10回 複数シートの操作
第11回 データベース機能の利用
第12回 テーブルの利用、条件付き書式
第13回 復習演習2(表作成、グラフ、印刷、関数、複数シート、データベース)
第14回 総合演習2(実力診断テスト(総合)・・・表作成、グラフ、印刷、関数、複数シート、データベース)
第15回 ExcelとWordのデータ連携、ピボットテーブル
※上記の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。 
関連科目
大学でのパソコン利用の基礎から実習する「情報処理入門Ⅰ(WordとPowerPointを使った学習の基礎)」を初めに履修し、次のステップとして「情報処理入門Ⅱ」を履修することをお薦めします。 
準備学習等の指示
キーボード入力が問題なくできるようにしておいてください。
自信のない方は、キーボード入力の練習をしておきましょう。
事前に教科書を読み、予習してから授業に臨みましょう。
講義内容の理解を深めるために、毎回課題を課します。必ず、提出をしてください。
やむを得ず授業を欠席した場合は、次回の授業までに各自で教科書を確認しながら課題を作成し、提出期限までに提出してください。 
【授業準備の目安】
⇒予習30分(HUE Naviの授業資料で次回の授業内容を確認し、テキストを確認する)
⇒復習60分(演習問題を操作し、講義内容の理解を深める) 
教科書
広島経済大学 「情報処理入門Ⅱ」 FOM出版 販売価格:1,700円(定価:1,800円)
※初回授業時に教室内で販売しますので、代金を持参して下さい。 
参考文献
「よくわかる Microsoft Excel 2016 基礎」 FOM出版
「よくわかる Microsoft Excel 2016 応用」 FOM出版 
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
受講態度、毎回の課題提出状況および各総合演習(実力診断テスト)を総合して評価します。
総合演習1 実力診断テスト(中間) …40%
総合演習2 実力診断テスト(総合) …40% 
受講態度と課題提出…20%
平常の出席状況や受講態度も評価の対象となります。
5回以上欠席した学生は、「評価不能」となる可能性があります。
実務経験と授業との関連
備考
実習授業のため、遅刻をすると作業に遅れを取り、他の方にも迷惑がかかります。遅刻はしないでください。
受講中は私語を慎み、携帯電話、スマートフォンの使用など、授業に関係ない行為は禁止します。
また、授業中でわからないことがあった場合はそのままにせず、授業後半に行う演習時間に積極的に質問して、その都度疑問点を解決しましょう。