シラバス情報

科目名
現代日本経済事情Ⅰ
授業コード
21032
担当者名
宜名眞 勇
副題
国内編
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
中学一種(社会)

授業内容
日本経済は、その中で日本の消費者や企業が生活し、活動しており、生産、消費、雇用、賃金、物価、GDP、技術、IT、等の言葉で表される活動に従事し、その結果を数量的に表し、成長と発展を目指して諸政策が実施される場です。その全体像を概括的に、経済全体の視野に立って、またデータによる解説も併せて論じます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
経済活動の内容や意味、用語の相互関連、正確な使用法、について正しく理解し、認識し、自ら使用出来るまでに習熟することが必要であり、社会人として今後活動していく上で基礎的な素養になり、日本経済に関するその知識や能力を更に自ら高めていけるよう、また社会経済現象を理解するための正しい視点を持てるようになることを目指します。それらのことはまた論理的思考力・分析力の獲得、社会経済に関する知識・理解力の向上、情報リテラシーへの習熟、および斬新な発想をする力の養成にもつながる学習といえます。
授業計画
第1回 現在の国内および国際経済1:人口減少と経済
第2回 現在の国内および国際経済2:変化する産業の主役
第3回 現在の国内および国際経済3:経済リテラシーの重要性。
第4回 マクロ的経済観1:失われた20年と各国経済の大きさ(GDP)
第5回 マクロ的経済観2:インフレとデフレ
第6回 マクロ的経済観3:物価指数
第7回 市場の機能1:市場の仕組み、
第8回 市場の機能2:需要と供給、市場と計画
第9回 市場の機能3:格差問題
第10回 市場の機能4:グローバル化、市場の失敗
第11回 市場の機能5:公害、公共財、所得分配
第12回 国民生活と経済1:年金制度
第13回 国民生活と経済2:医療の経済
第14回 国民生活と経済3:日本の雇用
第15回 国民生活と経済4:財政赤字の問題
関連科目
ミクロ経済学、マクロ経済学、金融論I、II、財政政策論 
準備学習等の指示
講義は教科書に密接に関連した形で進むため、講義前の教科書の予習と、講義後の内容確認のための教科書の復習は内容理解のために効果的であり、習慣的に読み進めることが望ましいと言えます。各講義の前に60分程度は予習にかけましょう。 
教科書
伊藤 元重「ゼミナール 現代経済入門」 日本経済新聞社、2011年
参考文献
伊藤 元重 「ゼミナール 国際経済入門」 日本経済新聞社、2014年
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
出席5%、小テスト15%、期末試験80%の割合で成績評価を行います。
実務経験と授業との関連
備考
小テストの解答はテスト終了後直ちに板書します。採点の結果については、なるべく次週、ないしは2週間後には教室で講義開始前に示します。累次のテストの採点結果は、同一の表に記載して示します。