シラバス情報

科目名
国際経営論
授業コード
22045
担当者名
松川 佳洋
副題
日本企業や外資系企業の国際化グローバル化への発展
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
この授業では、企業がグローバル展開していく中で直面する現実や課題について、学術的な理論と実際のケースとを学びます。現在では、国際化が企業の成長戦略のなかで必須のものになっている場合が多く、その戦略や組織を体系的に学ぶ必要があります。よって、経営戦略論、経営組織論、人的資源管理論などを既に学んでいるか、並行して受講していることが望まれます。なお、授業は対面的な講義形式と議論形式で進めるため、学生諸子の積極的な参加を強く期待します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
競争が激しくなるグローバル・ビジネス環境で、海外展開をする企業が学ばなければならない国際経営の知識と理解を深め、その内容を自らきちんと語れるようになることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第1回 イントロダクション:国際経営論を学ぶ意義
第2回 日本の国際経営の戦略
第3回 グローバル統合・ローカル適応
第4回 グローバル・マーケティング
第5回 国際経営組織論
第6回 本社と海外子会社の関係
第7回 海外生産の歴史的考察と現実
第8回 グローバルR&Dマネジメント
第9回 異文化経営
第10回 海外人的資源戦略
第11回 新興国市場戦略
第12回 戦略的提携、M&A
第13回 リージョナル経営
第14回 日本企業のさらなる国際化
第15回 まとめ
関連科目
経営学概論、経営戦略論、経営組織論。
準備学習等の指示
授業中に必ず次回の講義に関する内容を指示するので、1時間以上は予習を必ずするように心がけること。また、日本経済新聞、新聞の国際欄、経済欄は日々目を通すこと。
教科書
特定の教科書を使用しない。授業中あるいは事前に関連文献や資料を配布します。
参考文献
吉原英樹(2015)『国際経営第4版』有斐閣
中川・林・多田・大木(2015)『はじめての国際経営』有斐閣
吉原英樹・板垣博・諸上茂登(2006)『ケースブック国際経営』有斐閣
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(70%)、授業・議論への参加度(30%)の成績で評価します。定期試験への教科書・ノートの持ち込みは不可とします。
実務経験と授業との関連
備考