経済の基礎数学Ⅰ

21018

平岡　賢治

経済を学ぶための数学

2.00単位

2年

2019年度前期

経済学を学ぶためには数学が不可欠です。本授業では、経済学に関連する数学の内容を具体例を通して学習していきます。これまで学習してきた数学の内容が経済学とかかわりが深いこと，数学を使うことで経済学で扱う課題を解決できることなどを問題解決を通して経験するとともに，数学を活用するよさを学びます。
各回で配布するプリントを中心に学習内容の説明や問題演習を行い数学を活用するよさを学びます。授業の終わりに小テストを行い次回の授業の初めに解説、また演習用のプリントを次回までの課題とします。

経済学を学ぶために必要な一次関数や二次関数、関数とその微分などを学習し、これらの考え方を身につけるとともに数学を活用できるようになることを目標としています。　
【身につく力】「知識・理解」「問題解決力」　

第 １ 回 　ガイダンス
第 ２ 回 　一次関数
第 ３ 回 　一次関数とそのグラフ
第 ４ 回 　一次関数と経済学
第 ５ 回 　連立方程式
第 ６ 回 　連立方程式と経済学
第 ７ 回 　二次関数
第 ８ 回 　二次関数の微分
第 ９ 回 　二次関数のグラフ
第１０回 　二次関数と経済学
第１１回 　関数の積の微分
第１２回 　関数の商の微分
第１３回 　合成関数
第１４回 　合成関数とその微分
第１５回 　まとめ

数学A、数学B、経済の基礎数学Ⅱ

各回ごとに配布するプリントを中心に、内容の説明と問題演習を行います。授業内容を理解するためには授業の復習が大切です。復習は授業プリントをよく読み、プリントにある例題と問題を解いて理解を深めてください。また、課題のプリントは必ず解いて、次回に提出してください。(復習は60分以上してください。)

教科書は特に使用しませんが、毎回プリントを配布し授業を進めます。

改訂版「経済学で出る数学」 日本評論社、尾山大輔、安田洋祐著
これから経済学をまなぶ人のための「数学基礎レッスン」　日本経済評論社　西森　晃著

定期試験を実施します。

・定期試験の成績　70％
・小テスト、受講態度等の評価　30％
・出席回数が11回以上からの出席については、プラスになるように評価します。
・出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は、定期試験の受験を認めません。

数学A、数学Bを履修しておくことが望ましい。
受講心得：授業中は、私語・飲食等は厳禁です。
　　　　　　　守れない学生については以後の授業への出席を認めないことがあります。