シラバス情報

科目名
法学Ⅰ
授業コード
14007
担当者名
宮畑 加奈子
副題
私法にかかわる基本知識
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(公民)

授業内容
この授業では、いわゆる法の概念や解釋でなどではなく、具体的にイメージしやすい生活に関する事柄を通じて法学の基礎知識を学ぶことを目標としています。法はまた、民法に代表される「私法」、憲法や行政法に代表される「公法」、さまざまな特別法、裁判例等により、時代のニーズに応えるため、時々刻々とその姿を変えているのが現状です。家族の問題、住居の問題、知的財産権、悪徳商法など、私たちの周囲には法に関する教材が山積みです。見慣れた日常を法的観点から俯瞰することで、新たな思考方法を習得できます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
社会人の常識としての法知識を身につけ、日常生活および教育・経済活動について法的な視点から分析できるようになる。
【身につく力】 知識・理解、論理的思考力・分析力
授業計画
第 1 回 ガイダンス
第 2 回 法とは何か、私法とは何か
第 3 回 親子と法
第 4 回 学校と法
第 5 回 職場と法
第 6回 婚姻と法
第 7 回 消費生活と法
第 8 回 契約と法
第 9 回 住居と法
第10回 事故と法
第11回 知的財産と法
第12回 高齢者と法
第13回 相続と法 
第14回 環境と法
第15回 国際社会と法

関連科目
法制度に関する基礎的な科目としては、他に民法Ⅰ・Ⅱ、日本の法律があります。
準備学習等の指示
教科書を事前に一読し、問題点を整理しておいてください。なお予習復習については、少なくとも各30分以上を心がけてください。
教科書
中川淳編『市民生活と法』(2014)法律文化社
参考文献
『ポケット六法』(平成31年度版)有斐閣 
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(80%)、小テスト(20%),受講態度により総合的に評価します。また出席回数が11回以上で受講態度が良好な場合はプラス評価を行います。  
実務経験と授業との関連
備考