シラバス情報

科目名
スポーツ統計
授業コード
26020
担当者名
得津 康義
副題
スポーツをデータで分析する
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
この講義は、データに基づいてスポーツを分析する手法を学びます。例えばセイバーメトリックスでは、選手の各データに基づきどの選手を獲得するかを決めています。この例のように近年ではスポーツに関するデータも利用可能になり、それに基づく統計分析も行われるようになってきました。そこで授業では、統計学の基礎を学び、その後それらがどのように利用されているかを講義します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
統計学を通じて、データの扱い方を習得し、定量的(数量的)に扱う意義を学び、これらに合わせて客観的判断能力や「論理的思考力・分析力」を身につけることを目的とします。
授業計画
第1回 イントロダクション
第2回 データの処理
第3回 平均の計算
第4回 分散と標準偏差
第5回 確率と確率分布
第6回 母集団と標本
第7回 2項分布
第8回 正規分布
第9回 推定の考え方
第10回 検定の考え方
第11回 母平均の検定
第12回 母分散の検定
第13回 母比率の検定
第14回 適合度の検定
第15回 独立性の検定
関連科目
計量経済学Ⅰ・Ⅱ、経済の基礎数学Ⅰ・Ⅱ
準備学習等の指示
四則演算および基礎的な数学ならびにEXCELの基礎操作は事前に学習してきてください。授業で習ったことは、その日のうちに復習して次の回の授業を受けてください。予習と復習を合わせて各回につき60分以上は時間をかけてください。
教科書
特に指定しませんが、講義に必要な資料は配布します。 
参考文献
『44の例題で学ぶ統計的推定と検定の解き方』上田拓治、オーム社
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験を85%以上、授業態度を15%以内で評価しましす。
また11回以上の出席については加算をします。ただし最大100点までとします。 
受講態度により減点する場合があります。
広島経済大学学内定期試験細則に従い、出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は定期試験の受験は認めません。
実務経験と授業との関連
備考
EXCELの実習もありますが、必要な操作は授業で説明します