シラバス情報

科目名
スポーツ実習 c(フライングディスク)
授業コード
13021
担当者名
松本 耕二
副題
スポーツの楽しさと健康づくり
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
プラスチック製の円盤「フライングディスク(FD)」を使って行う公認競技種目の基本技術・ルールを紹介・実践・学習します。
本実習では、フライングディスクの基本技術の習得とルールの理解をとおして、一人でできる個人種目からチーム競技種目までが楽しめる技術・能力を身につけ、スポーツライフを豊かにする資質を育てます。授業実施の各段階ごとにスキル獲得の目標を提示し,スキルテストを実施します。  
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
フライングディスク(フリスビーと呼ばれることもある)の基本・応用技術の習得と、各競技ルールの理解を図ることを通して、プレーヤー個々人が、体力・技術に応じた運動・スポーツ活動実践のための視点を養うことを目標とします。技術的には,ディスタンス40m以上,MTA4秒以上,TRC20m以上の獲得を目指します。
【身につく力】知識・理解,チャレンジする力,協働して成し遂げる力
授業計画
第 1 回 オリエンテーション:授業ガイダンス
・フライングディスクの歴史・特徴・11種目概要紹介(ビデオ)
第 2 回 基本技術1 ・種目①
・基本スロー:バックハンド・スロー、フォアハンドスローとキャッチング     
・ガッツ(スロー&キャッチのゲーム)
第 3 回 基本技術2 ・種目② 
・コントロール(バックハンド・スロー)、サイドアーム・スロー、アップ・サイド・ダウン・スロー等
・ドッヂビー(ディスク版ドッジボール)
第 4 回 応用技術1・種目③
・コントロール(サイドアーム・スロー)カーブ・スロー、ホーバー・スロー、スキップ、エアバウンド
・セルフ・コート・フライト(SCF)
(MTA、TRC:ブーメランのように投げたディスクを自分でキャッチする)
第 5 回 応用技術2・種目④⑤
・基本スロー(ディスタンス用ディスクの投げ方)とコントロール 
・ディスタンス (飛距離の競技 いかに遠くにとばすか)
・アキュラシー (正確性の競技 いかに正確に投げるか)
第 6 回 競技会(個人記録測定)1
 アキュラシー、ディスタンス、セルフ・コート・フライト(SCF)
第 7 回 応用技術3・種目⑥
・基本スロー(DG用ディスク):パッティングとローリング
・ディスクゴルフ (簡易ラウンド)
第 8 回 種目⑥:ディスクゴルフ(ルール説明とコースラウンド)
第 9 回 種目⑦:ダブルディスクコート(DDC:ディスク版テニス)ルールの説明とゲーム 
第10回 種目⑧:アルティメット 
・アルティメット① (ディスク版アメリカンフットボール)ビデオ・ルール説明
・コントロール(ランニング・2メン・パス)サムフリップ・スロー、オーバーハンド・スローなど
・種目技術:アルティメット・オフェンス(ピポット・フェイク・リードパス)
・ゲーム
第11回 種目⑧:アルティメット
・種目技術:アルティメット・ディフェンス(マンツーマン、ゾーン) 
・ゲーム
第12回 ゲーム ・アルティメット総当たりリーグ戦①
第13回 ゲーム ・アルティメット総当たりリーグ戦②
第14回 ゲーム ・アルティメット総当たりリーグ戦③
第15回 競技会(個人記録測定)2 
アキュラシー、ディスタンス、セルフ・コート・フライト(SCF) 
関連科目
スポーツ実習、スポーツレクリエーション実習
準備学習等の指示
・日本フライングディスク協会(JFDA)のホームページを参照しておくこと。
・各実施種目についてはあらかじめ授業時に伝えるので,インターネット上にある関連動画を視聴すること。(事前学習15分程度が必要となります。)
教科書
教科書は使用しません。必要に応じて資料を配布します。
参考文献
「フライングディスク」日本フライングディスク協会、 タッチダウン社
「フライングディスクのすすめ」 日本フライングディスク協会、 ベースボールマガジン社など  
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
出席(55%)、授業態度や主体的参加度(15%)、技術・技能(15%),テスト(15%)にて評価します。
実務経験と授業との関連
備考
・運動・スポーツ実施に相応しい服装・シューズ等であること。
・手の爪(つめ)は短くしておくこと(割れる可能性がある)。
これまでのほとんどの受講生が初心者です。
フライングディスクは誰でもすぐに投げることができるようになります。
大学で新たなスポーツにチャレンジしたい君を歓迎します。