シラバス情報

科目名
インドネシア語Ⅰ
授業コード
11362
担当者名
平本 賢了
副題
はじめてのインドネシア語Ⅰ
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
この授業では、アジアに興味を持っている学生や、アジアの言葉に触れてみたい学生を歓迎します。ゆえに、事前の準備は不要ですので、安心してください。
この授業では、インドネシア語を学びますが、インドネシアがどんな国かを理解することで、学びへのモチベーションも高まり、結果として学ぶことの楽しさや身についたことへの達成感も得られると考えます。
したがって、この授業では、インドネシアの映画や映像の視聴、さらに、人々の生活や文化についてのレクチャーも取り入れながら、授業を進めてゆきます。インドネシアは日本とも深い経済的な関係もありますので、語学学習を通じて、幅広くインドネシアへの理解が深まることを期待しています。

インドネシア語学習については、旅行や活動で「使える」日常表現の基礎を学ぶことを、授業のねらいとしています。学びが身につくよう、毎回、授業の前に前回学習の振り返りを行ない、解説を加えます。繰り返し学習によって、インドネシア語の基礎をしっかり固めてゆきます。学びの実感が得られるよう、楽しく授業を行ないます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業の目標は、次の2点です。
1.文法の基礎理解を通じて、簡単な日常会話ができることを目指します。
2.この国の歴史や文化・社会について学びます(これらを知っておくと、と会話に役立ちます)。
【身につく力】海外に対する「知識・理解」、外国人とふれあうための「コミュニケーション能力」
授業計画
授業概要は以下ですが、皆さんの理解を確認しながら進めますので、詳細と順番に変更が生ずる場合があります。各回で学んだ表現を活用しながら、皆さんの会話の幅を広げてゆきましょう。

第1回 インドネシアの魅力と国語としてのインドネシア語
第2回 読み方(発音)の基礎
第3回 基本文型
第4回 あいさつ(「おはよう」、「こんにちは」、「ありがとう」、「またね」、「ごめんなさい」)
第5回 よびかけ(「ちょっと待ってください」、「もちろんです」、「危ない!」)
第6回 疑問文(イントネーションによる便利な表現)
第7回 指示代名詞と名詞(「これは私のバイクです」、「彼は広島経済大学の学生です」)
第8回 形容詞・副詞(「この辞書はとても高い」)
第9回 前置詞・動詞(「このあたりに郵便局はありますか」)
第10回 動詞・時制表現
第11回 勧誘・依頼(「どうぞおかけ下さい」、「ゆっくり話してもらえますか」)
第12回 要求・希望・許可(「お茶をお願いします」、「私はバスで行きたいのですが」、「お願いがあります」)
第13回 程度・感情・あいづち(「少し暑いです」、「高すぎです」、「嬉しいです」)
第14回 感覚(「とてもおいしいですね」、「いい香りですね」、「痛い!」)
第15回 時間・日付・数(「今日は7月25日です」、「今何時ですか」)、授業のまとめ、今後の学習について
関連科目
語学への関心を深めるためにも、「英語」を履修してください。インドネシア語には、英語由来の単語が沢山あるからです。英語学習がインドネシア語の理解を促すことになります。
準備学習等の指示
配布資料(授業資料)の復習と予習をしましょう。授業終了前に次回の指示をしますので、資料に目を通しておきましょう。授業の理解度がぐっと高まります。60分以上は予習・復習にかけましょう。
教科書
教科書は使用しません。授業資料(テキスト)はこちらで準備します。また、授業に関係する資料は必要に応じてプリントして配布します。
参考文献
参考文献は授業でも適宜、紹介します。参考図書として、船田京子『新装改訂版やさしい初歩のインドネシア語』、南雲堂、2004年(CD付)をあげておきます。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業への出席状況および参加度、小テストの成績などを総合的に評価します。
実務経験と授業との関連
備考
受講心得: 受講中の私語や飲食は厳禁です。守れない学生は、以後の出席を認めませんので注意して下さい。気持ちよく、学びましょう。