シラバス情報

科目名
環境・資源情報論特論Ⅰ
授業コード
71042
担当者名
田中 章司郎
副題
環境と資源データの入手と管理 
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
高校専修(地理歴史)

授業内容
環境を変化させている最大の要因の一つは,ヒトです。ヒトの活動と環境の変化との関係は二酸化炭素濃度に限りません。経済指標,日々の株価,アメダス,さらには人工衛星データなど膨大な情報が時々刻々と集積されています。この授業科目では,これらのデータの入手・測定・管理方法を知り,初歩的な環境データ解析技術を学びます。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
(1) 対象とする環境データを入手できる
(2) 環境データを管理できる
(3) 環境データの特性を定量的に把握できる 
授業計画
1.イントロダクション − 環境のデータはビッグデータ
2.環境・資源データを入手する(1): 政府関連のデータ(指定統計・届出統計)
3.環境・資源データを入手する(2): 業界団体のデータ
4.環境・資源データを入手する(3): 人工衛星データ
5.環境・資源データを入手する(4): その他
6.環境・資源データを測定する(1): 物理的データ
7.環境・資源データを測定する(2): 社会経済的データ
8.環境データを管理する(1): テキストデータ
9.環境データを管理する(2): バイナリデータ
10.環境データを管理する(3): ストリームデータ
11.データベース管理システムの利用(1): SQL言語の利用
12.データベース管理システムの利用(2): スキーマの作成
13. 環境データ解析の基礎(1): データ解析言語R
14. 環境データ解析の基礎(2): 環境のデータを要約する
15. 環境のデータをモデルする 
関連科目
準備学習等の指示
各回の最後に,次回のテーマについての課題等を伝えるので,文献などを調査して理解すること。レポートの提出,調査した内容のプレゼンテーションを課します。 
教科書
教科書は使用しません。授業に必要な資料は配布します。 
参考文献
適宜Webアドレスなどを助言します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
レポート,プレゼンテーションの内容により,到達目標の各項目を評価します。
実務経験と授業との関連
備考
各自の個別の既得技術により,SQL, R, C, Matlab, SASなどのプログラミングができることが必要となります。授業時間で伝えられなかった連絡事項などがある場合は,HUENAVI に掲載しますので,授業の前に参照してください。