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 教員名 : 岡村 和明 
						
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					 科目名 
							労働経済学Ⅰ 
							授業コード 
							21061 
							担当者名 
							岡村 和明 
							副題 
							労働を取り巻く市場と制度 
							単位数 
							2単位 
							配当年次 
							3年 
							開講学期 
							2019年度前期 
							教職免許種類 
							高校一種(公民) 
							授業内容 
							人々が幸せに働くことのできる社会について考えることがこの講義の目的です。この講義では“労働”をキーワードに、働く人たち、企業および政府から成る経済活動についての理解を深め、人々が幸せに働くことのできる社会について考えるための経済学的思考を学ぶことを目的とします。前半は、標準的なミクロ経済学の分析ツールを使って労働供給、労働需要、労働市場の理論を学びます。後半は、マクロ経済学の視点から失業、賃金格差、企業内労働市場、労使関係といった個別のテーマに関する理論を学びます。 
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							働くことにまつわる諸問題について、自分なりに理解し、批判的に検討できるようになるための「論理的思考力・分析力」を修得することを目標とします。  
							授業計画 
							第1回  労働経済学とは何か? 
							第2回 労働力とは何か? −失業率の落とし穴!?− 第3回 労働供給のメカニズム(1)−就業・非就業、労働時間の決定はどのように行われているのか?− 第4回 労働供給のメカニズム(2)−夫と妻の家庭内分業はどのように決まるのか?− 第5回 労働需要のメカニズム −採用・解雇はどのように決まるのか?− 第6回 労働時間決定のメカニズム −時間外労働って???− 第7回 労働市場とは何か? −社会保険料は誰の負担?− 第8回 第7回までのまとめと中間試験 第9回 失業 −失業いろいろ− 第10回 労働移動の経済学 −転職のヒケツとは?− 第11回 賃金格差 −格差って何?− 第12回 企業内労働市場 −企業内の競争の仕組み− 第13回 労使関係 −労働組合の役割って?− 第14回 労働政策 −働く人にまつわる諸政策について学んでみよう− 第15回 講義のまとめ 関連科目 
							本講義を履修するに際しては、ミクロ経済学およびマクロ経済学を履修していることが望ましい。 
							準備学習等の指示 
							予め講義資料をHUE NAVIにアップしておきますので、事前に予習(最低でも30分)をしておくこと。 
							また毎回、講義の最後に小テストを実施します。解答はHUE NAVIにアップし、また次回の講義の前に解説をしますので、事後の復習(最低でも30分)も必ず行ってください。 この講義に限らず、大学の講義はただ教室で聴くだけでは理解は困難です。時間の許す限り予習・復習を行ってください。 教科書 
							教科書は使用しません。毎回の講義資料は予めHUE NAVIにアップしておきますので、事前にダウンロードして当日持ってきてください(重要)。 
							参考文献 
							太田 聰一、橘木 俊詔  『労働経済学入門 新版』 有斐閣 2012年 
							大竹文雄 『労働経済学入門』 日経文庫 1998年 清家篤 『労働経済』 東洋経済新報社 2002年 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							中間試験40%、定期試験60%の割合で評価します。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							ミクロ経済学およびマクロ経済学の知識を必要としますので、その点を理解した上で受講してください。遅刻・私語は周囲の迷惑になるので厳禁です。 
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