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 教員名 : 松井 一洋 
						
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					 科目名 
							企業広報論 
							授業コード 
							25018 
							担当者名 
							松井 一洋 
							副題 
							企業と社会のかかわりを知ろう 
							単位数 
							2単位 
							配当年次 
							3年 
							開講学期 
							2019年度前期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							CSR(企業の社会的責任)、コンプライアンス(法令遵守)、コーポレート・ガバナンス(内部統制)が厳しく問われる現代において、メディアの多様化とともに、広報は、企業内での役割が認識されるとともに、企業戦略上(PR戦略)も不可欠なものとなっています。企業の広報活動について、意義、役割、方法を詳しく学びます。なお、自然災害をはじめ現代危険社会におけるリスクマネジメントについてもしっかり考えておきましょう。  
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							広報(PR:Public Relations)は、現代情報社会における経営戦略のキーを握っています。この授業では、企業の広報活動についての最新理論と具体的手法を学び、経営戦略としての企業広報を正しく理解し、かつ、さまざまなビジネス課題について、的確な論点把握ができる能力の涵養とともに、自らのビジネスに関する発想や倫理的行動の基本的スタンスの確立を目指します。  
							【身につく力】「コミュニケーション力」「プレゼンテーション力」「リーダーシップ」 授業計画 
							第  1 回 はじめに〜我が国の企業広報について、その現状を把握する。 
							第 2 回 現代日本の企業社会発展の歴史と広報の重要性を学ぶ。 第 3 回 広報の歴史にさかのぼり、その本質を理解する。 第 4 回 広報の今日的意義〜今や、広報は企業(組織)経営には不可欠の企業推進のための機能です。 第 5 回 メディア特性と広報について、関連付けながら双方の役割を理解します。 第 6 回 マスコミ概論〜企業広報の対象の一つであるマスコミについて、企業側の視線で検討します。 第 7 回 パブリシティ〜企業広報は、マスコミとの高度な情報のやり取りが求められます。 第 8 回 社内・グループ広報〜広報部門は、マスコミに情報を発信するだけではなく、企業(グループ)内におけるすべての情報ステーションです。 第 9 回 国際広報〜グローバル化の時代には、国際的な広報が求められます。 第 10回 IRと広報〜広報が発信する情報は、投資家と企業とを結ぶ重要な絆です。 第 11回 リスク・マネジメント〜「災害多発」時代、広報が内外に果たす役割は重要です。 第 12回 クライシス・コミュニケーション〜今や、BCP(事業継続計画)は、企業経営に不可欠の備えです。 第 13回 CSRと広報〜会社法の改正によって企業経営者の責任は、ますます重要なものになっています。 第 14回 コーポレート・ブランド〜マーケティングを超えて、企業ブランドの構築は広報の一つの終着点です。 第 15回 おわりに〜望まれる社会人・企業人としての知性と人格を磨きましょう。 関連科目 
							この授業を修了したうえで、メディアビジネス特講Bを履修すれば、より理解が深まります。 
							準備学習等の指示 
							企業活動に関するマスコミ報道のほとんどは、広報によるメディア・リレーションズから生まれます。そういう視点で日々のニュースに着目することは、広報を学ぶ貴重な事前学習になります。授業に際して、当日のビジネスニュースについてのスピーチを求める場合があります。当日のニュースのチェックと参考資料の検索など、少なくとも60分以上の予習をしてください。 
							教科書 
							配布します。 
							参考文献 
							『要説 企業コミュニケーション論』中央経済社藤江俊彦(1994) 
							『メディア学の現在』岡満夫 渡辺武達(2001) 山口功二世界思想社 『株式会社に社会的責任はあるか』奥村宏(2006)岩波書店 『現代メディア史』佐藤卓己(1998)岩波書店 ほか 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							(1)出席状況、平常の受講態度、提出物など…20% 
							(2)学内定期試験…80% ただし、広島経済大学学内定期試験細則に従い、出席日数が3分の2に満たない場合には、定期試験の受験を認めません。 実務経験と授業との関連 
							備考 
							授業では、規律と集中を心がけてください。また、必要事項は必ずメモをとる習慣をつけるましょう。 
							授業中の携帯電話(スマホ等)の利用、私語と居眠りは一切認めません。  |