シラバス情報

科目名
ミクロ経済学
授業コード
71002
担当者名
中野 安雄
副題
単位数
4単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期、2019年度後期
教職免許種類
高校専修(公民)

授業内容
学部では、ミクロ経済学を学んでいなかった学生にも理解できるよう、初歩的な段階から始めます。講義では、以下の授業計画に沿って、毎回のテーマごとに、あらかじめ、報告者を割り当て、参考書等を指示しますので、報告者は20〜30分程度に要約した報告ができるよう練習し、またレジュメを受講者全員に配布するよう準備してください。報告後、全員で意見を出し合い、討論形式で授業を進めます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
ミクロ経済学の基礎的な考え方を修得し、日常生活の中で、そしてまた、新聞・テレビ等で報道・解説されるその時々の経済事象の意味が読み取れるよう、ミクロ経済学的な見方・考え方を身につけることを目標としています。
授業計画
第 1 回 ミクロ経済学の意義と方法
第 2 回 市場と需要・供給
第 3〜7 回 消費の理論
第 8〜11回 生産の理論
第12回 市場の短期均衡と安定性
第13〜14回 長期的局面
第15〜17回 社会的余剰
第18〜20回 市場機構の限界
第21〜22回 完全独占の理論
第23〜25回 寡占の理論
第26〜28回 複占とゲームの理論
第29〜30回 比較優位と貿易
関連科目
マクロ経済学、理論経済学特論Ⅰ・Ⅱ  
準備学習等の指示
報告担当者はあらかじめレジュメを作成し、配布の準備や報告の練習をしておいてください。報告者以外の人は、あらかじめテキストや参考書等をよく読み、どのような質問をし、どのような意見を述べるか、を考えておいてください。また、講義の後には、全員その日のうちに、報告や質疑応答を踏まえてノートを整理しておいてください。
教科書
小川・家森『ミクロ経済学の基礎』、中央経済社、2016年。
参考文献
西村和雄『ミクロ経済学』第2版、岩波書店、2001年、
林敏彦『需要と供給の世界』改訂版、日本評論社、1989年
福尾編『経済学理論の基礎』八千代出版、1996年 
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
平常の出席状況と受講態度・レジュメ・レポート等を総合して成績評価とします。
実務経験と授業との関連
備考