シラバス情報

科目名
労働経済学特論
授業コード
71025
担当者名
岡村 和明
副題
単位数
2単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
高校専修(公民)

授業内容
労働経済学に限らず、経済学の学習においては理論と現実の往復が必須である。本講義では、労働経済学の主要テーマである「労働供給」、「労働需要」、「労働市場の均衡」、「賃金格差」、「企業内労働市場」というテーマ毎に、基礎理論の講義および統計データを用いた演習を行う。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
経済学の視点から重要な“労働問題”を切り取るセンスを養うとともに、標準的な計算ソフト(エクセル等)を用いた労働統計の分析手法を身につけることを目標とする。
授業計画
第1回  労働経済学の射程
第2回  最適な余暇・消費の組み合わせ
第3回  労働力参加
第4回  労働供給の弾力性
第5回  短期の労働需要
第6回  長期の労働需要
第7回  労働市場の均衡
第8回  最低賃金と雇用
第9回  補償賃金格差
第10回 教育と労働市場
第11回 技能形成
第12回 外部・内部労働市場
第13回 結婚と男女の分業
第14回 男女間賃金格差
第15回 これからの日本社会と労働経済学
関連科目
準備学習等の指示
事前に少なくとも1時間以上時間をかけて、テキストの該当箇所を読んでくること。
教科書
川口大司『労働経済学 理論と実証をつなぐ』有斐閣
参考文献
講義中に指定する。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
講義中に実施する課題および期末レポートの内容で評価する。
実務経験と授業との関連
備考