シラバス情報

科目名
森の社会貢献実践
授業コード
35030
担当者名
仲村 正彦
副題
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
【授業内容】
環境保全や国際支援活動を通じて持続可能な社会に貢献できるだけの能力を身に付けられるように、森林・林業に関する基礎知識だけでなく、異文化理解を含めた国際協力手法等についても学びます。
【授業方法】
この授業はグループディスカッション、プレzンテーションやフィールドワークを中心に授業を進めて行きます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、行動力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
(1)森林環境に関する国内、国際支援に必要な知識・経験を得ることができます。【身につく力】知識・理解、斬新な発想をする力、論理的思考力・分析力、チャレンジする力
(2)新たな視点を取り入れてプロジェクトを運営できる手法を知ることで、受講生が参加しているプロジェクトの活性化につながります。
【身につく力】問題解決力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
授業計画
第1回 ガイダンス プロジェクトの概念理解
第2回 プロジェクトサイクルマネジメントの学習 WAVOCプロジェクトの事例を基に
第3回 フィールド活動① 武田の里を歩く
第4回 フィールド活動② 森林ボランティア実践
第5回 フィールド活動③ 森林ボランティアのふりかえり
第6回 社会林業と国際支援① ケニアの森林環境の現状について学ぶ
第7回 社会林業と国際支援② ケニアの森林環境と国際支援の事例について学ぶ
第8回 社会林業と国際支援③ 国際支援におけるフィールドの調査方法について学ぶ
第9回 社会林業と国際支援④ プレゼンテーションの準備
第10回 社会林業と国際支援⑤ プレゼンテーション 
第11回 自然との共生① アルゼンチンの森林環境の現状について学ぶ
第12回 自然との共生② アルゼンチンの森林環境と国際支援の事例について学ぶ
第13回 自然との共生③ プレゼンテーションの準備
第14回 自然との共生④ プレゼンテーション
第15回 ふりかえり
関連科目
興動館科目
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「行動力フィールド」の授業です。毎回、行動力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。達成目標(①失敗を恐れず、粘り強く挑戦する力をもつ。 ②行動するための手順や方法を考え、実践する力をもつ。)
その他 プレゼンテーションの資料作成やディスカッションには、30分以上が必要となります。
教科書
教科書は使用しません。必要なものがあれば、授業でその都度指示します。
参考文献
必要なものがあれば、授業でそのつど指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)出席状況と授業参加度  …… 25%
(2)課題の提出状況     …… 35%
(3)プレゼンテーション   …… 20%
(4)グループディスカッション…… 20%
実務経験と授業との関連
岡山県職員(林業)、JICA専門家(マダガスカル及びケニア)及び早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)での経験や知見を基に授業を展開していきます。
備考
本授業は初日に森林ボランティア活動を行います。その際は、動きやすく汚れてもよい服装、靴をあらかじめ用意しておいてください。
興動館科目では、経済産業省が推奨する「社会人基礎力」の伸長度をはかるため、「プログレスシート」を作成していただきます。
※社会人基礎力とは・・・組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力