シラバス情報

科目名
情報と職業
授業コード
24051
担当者名
梶川 正
副題
情報と職業の関わりや情報に関する職業人としてのあり方等を学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
 授業では、コンピュータや通信ネットワークなど情報通信技術の発展と利用の拡大が、産業やビジネス活動および職業にどのような影響を与え、どのような変革をもたらしているか。その動向を把握するとともに、これからの情報社会で求められている職業人としての資質・能力および職業観、倫理観などについて考察します。さらに、情報に関連する職業人を目指す高校生の指導に必要な進路(職業)指導の基礎を学びます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
この授業内容を学習することで,高等学校情報科の教員免許状を取得するために必要な基本的な知識や,情報化の進展がビジネスや職業に及ぼす影響を理解します。また,その知識等を用いて情報科の授業を構成する基礎的な力,「情報リテラシー」,「プレゼンテーション能力」を身に付けていきます。
 【身につく力】「知識・理解」「情報リテラシー」「プレゼンテーション能力」
授業計画
第 1回:  情報社会と職業
第 2回:  情報社会と職業観
第 3回:  コミュニケーション手段の発達
第 4回:  情報とメディアの特徴
第 5回:  情報通信ネットワークの活用とコミュニケーション
第 6回:  コンピュータネットワーク
第 7回:  インターネット上のサービス
第 8回:  ネットワークでのデータ送信
第 9回:  情報システム
第10回: 情報システムと人間
第11回: 事例研究発表(コミュニケーション手段の発達)
第12回: 事例研究発表(インターネット上のサービス)
第13回: 事例研究発表(情報システムと人間)
第14回: ロールプレイ(職業指導)
第15回: ロールプレイ(職業指導の改善)
関連科目
情報科教育法Ⅰ、情報科教育法Ⅱ、情報社会と情報倫理
準備学習等の指示
事例研究発表の準備には,時間をかけてください。プレゼンの作成や発表の練習には,100分以上が必要となります。
教科書
教科書は特に指定しません。講義中に使用する資料はプリントで配布します。
参考文献
文部科学省の情報科教育に関連した、Webサイトをインターネット上で検索・閲覧しておいてください。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
授業への取り組み(40%)・定期試験(60%)によって総合的に評価する。
実務経験と授業との関連
・広島県立の高等学校の商業科の教員として採用され、その後、情報科の教員免許も取得し、「情報A」の授業も担当し、3校の教頭を経験しました。授業では、高校や教育センターで培った知識と経験に基づいた指導を行います。
備考
受講心得:教職関係の受講者は、特に、学習環境の整備、ベル着、授業規律の確立を学生の時から率先して実行できることが大切です。