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 教員名 : 土屋 祐子 
						
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					 科目名 
							メディア論 
							授業コード 
							25002 
							担当者名 
							土屋 祐子 
							副題 
							メディアと社会の関係を学ぶ 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							2年 
							開講学期 
							2019年度前期 
							教職免許種類 
							授業内容 
							「メディア」から社会を考えていく「メディア論」の基礎について講義します。電子テクノロジーが次々と発明された19世紀から現代にかけてメディアは社会を動かすより大きな力となってきました。そうしたメディアと社会に関わる歴史や理論研究が「メディア論」として、大学では積み上げられています。本授業ではメディアと社会の相互作用に着目する「メディア論」という考え方をしっかりと理解したうえで、その視座から私たちをとりまくメディアについて考察していきます。個々のメディアの理解に留まらず、歴史的想像力による俯瞰的な眼差しで、ダイナミックに変容していくメディア社会を考えていくようにしましょう。毎回、最後に講義内容をふり返る記述課題に取り組みます。次週の授業で解説を行います。 
							到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							大学でメディアを学ぶ基礎となる知識と物の見方を習得する授業です。到達目標は次の通りです。 
							(1)メディア論における「メディア」とは何か、またそれを学ぶ意義について自分の言葉でまとめられる。 (2)メディアの歴史と理論の展開を理解し、説明できる。 (3)メディア社会についての自分の意見を持ち、自分はどうふるまい、関与していけばよいのかを述べられる。 【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 授業計画 
							第 1 回 オリエンテーション 
							第 2 回 メディア論とは何か:「メディア」から社会を考える意義 第 3 回 メディアの歴史的生成:映画の誕生とケータイの進化 第 4 回 テレビメディアのしくみ 第 5 回 インターネットメディアのしくみ 第 6 回 メディアの理論(1)メディアと世論、ステレオタイプ 第 7 回 メディアの理論(2)マスコミュニケーション効果研究 第 8 回 メディアの理論(3)電子メディア革命とカルチュラル・スタディーズ 第 9 回 ケータイ・スマートフォン・ソーシャルメディアと私たちの生活 第10回 変容する雑誌メディア 第11回 変容するラジオメディア 第12回 メディアにおけるジェンダー、エスニティシティ 第13回 メディアとしての広告・サイン・張り紙 第14回 メディアとしての展示・ディズニーランド 第15回 まとめ 関連科目 
							メディア・リテラシー、映像メディア論、音声メディア論、Webメディア論、出版メディア論  
							準備学習等の指示 
							授業の前に教科書の該当する箇所を読んで自分なりの考えをまとめておくこと。講義後には教科書・資料を読み返し、自分の考えを修正、発展させましょう。30分以上は予習・復習にかけましょう。 
							教科書 
							長谷川一・村田麻里子編(2015)『大学生のための メディアリテラシートレーニング』三省堂 
							その他、レジュメや資料等のプリントを配布します。 参考文献 
							吉見俊哉『メディア文化論—メディアを学ぶ人のための15話 改訂版』(有斐閣、2012年) 
							水越伸・飯田豊・劉雪雁(2018)『メディア論』放送大学教育振興会 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							定期試験70%、授業課題20%、授業への参加度10%で評価します。 
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							私語は他の受講者への迷惑となるため厳禁です。メディアから社会を理解する知的好奇心を持って参加して下さい。 
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