シラバス情報

科目名
メディア・マーケティング論
授業コード
25004
担当者名
松井 一洋
副題
メディアを使いこなすマ−ケティング・マインドを養う
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
四年間にメディアビジネス学科で学ぶメディアと経済学と経営学の導入科目として、現代マーケティングについての歴史と基礎理論を理解し、あわせて、ビジネス社会の未来について展望する視野を醸成します。また、現代社会を生き抜くために不可欠なメディアとビジネスに関する重要な知識を修得するとともに、ビジネス倫理についても深く理解します。   
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
ミクロマーケティングの基礎理論を理解するとともに、マーケティング意思決定の前提となる経営理念や事業ドメインについて関連知識を修得します。また、ビジネスに大きな影響を与えている各種メディアとICT(情報通信技術)の動向にも注目していきます。
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「プレゼンテーション能力」
授業計画
第 1 回 はじめに〜メディアとマーケティングの関係性について
第 2 回 【現代のビジネス環境】 高度情報社会における経営の手法
第 3 回 【日本とアメリカの経営比較】 マーケティングのルーツからの理解促進
第 4 回 【マーケティングの基本構造】 知っておきたいマーケティングの基本
第 5 回 【マーケティング・コンセプト】 正しい現代ビジネスの発想とは
第 6 回 【戦略的マーケティング】 経営者のマーケティングと管理者のマーケティング
第 7 回 【マーケティング発想】 企業ドメインの研究
第 8 回 【顧客価値の創造(1)】 製品〜どのように発案するのか
第 9 回 【顧客価値の創造(2)】 ブランド〜ブランド論入門
第10回 【顧客価値の伝達】 流通と営業〜流通がビジネスの勝敗を決める
第11回 【顧客価値の説得(1)】 価格〜価格論入門
第12回 【顧客価値の説得(2)】 コミュニケーション〜メディアを俯瞰的に理解しよう
第13回 【eマーケティング】 インターネット時代のビジネスについての基礎知識
第14回 【21世紀のメディアとビジネス社会の展望】 信頼社会の重要性への回帰
第15回 まとめ〜21世紀の世界経済  
関連科目
メディア論に関する授業を履修しながら、本授業を履修すると理解が深まります。
準備学習等の指示
配布する教科書を参考に、日々の経済ニュースに注目し、メディアによるマーケティングへの影響や新しいビジネスについて興味を持続することが重要です。 予習には60分以上時間をかけてください。
教科書
配布します。
参考文献
『わかりやすいマーケティング戦略 新版』 (有斐閣アルマ)
『マネジメント・テキスト マーケティング入門』 日本経済新聞出版
『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』 第12版 丸善出版
など
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
(1)出席状況、平常の受講態度…20%
(2)学内定期試験…80%
ただし、広島経済大学学内定期試験細則に従い、出席日数が3分の2に満たない場合には、定期試験の受験を認めません。 
実務経験と授業との関連
備考
授業では、規律と集中を心がけてください。また、必要事項は必ずメモをとる習慣をつけましょう。
授業中の携帯電話(スマホ等)の利用、私語と居眠りは一切認めません。