シラバス情報

科目名
演習Ⅰ ス(渡辺勇一)
授業コード
41622
担当者名
渡辺 勇一
授業題目
スポーツの近現代史を学ぶ
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
日本スポーツの成り立ち、発展過程を共に考えます。前期はテキストを輪読しながら問題点や疑問点を指摘し合います。2020東京オリンピック・パラリンピックを控え、オリンピックと日本スポーツ史の関連性を考えます。後期は身辺のスポーツ史を題材とします。歴史を知ることからスポーツへの理解を深め、自発的な調査・研究へと進みます。当然、スポーツジャーナリズム(新聞報道)との関わりも欠かせません。
毎回のゼミ冒頭には「気になったスポーツニュース(報道)」の個人発表を義務付けます。こうしたゼミ活動から、4年次での卒業論文執筆の導入と位置付けます。

<授業計画>
  前期                後期
・スポーツとは何か         ・野球の伝播
・狩猟から始まったスポーツ     ・広島地方の野球熱
・サッカーの起源          ・旧制中学とサッカー
・日本にスポーツは存在したか   ・地方紙とスポーツ事業
・嘉納治五郎とオリンピック活動  ・事例研究(身近なスポーツ史)①
・日本初のメダルとテニス       ・事例研究(身近なスポーツ史)②
・女性メダリスト第1号        ・事例研究(身近なスポーツ史)③
・水泳日本の実力          ・事例発表①
・レスリングの伝統         ・事例発表②
・女子の戦い             ・事例発表③
・スポーツの国際化         ・卒業論文研究①(テーマ設定)
・ドーピングの誘惑          ・卒業論文研究②(書式)
・放送権とは何か           ・卒業論文研究③(文献資料収集法)
・2020年の課題            ・就職活動に向けて
・まとめ              ・総括


教科書
「スポーツ歴史の検証」(2017)笹川スポーツ財団
上記の教科書は事前に用意するので購入は不要です。
このほか適宜、資料を配布します。
活動予定
・ゼミ教室のほか、図書館学習室などを活用します。
・日々の新聞に目を通す習慣を養います。
・希望を取り入れてのゼミ進行、懇親会開催を計画します。
成績評価の方法
出席状況、授業中の態度、発表及び内容などゼミに向かい合う姿勢を総合的に評価します。

選考方法
面談と志望理由(希望登望願)を精査し選考します。
2年前期までの学習成果も重視します。
面談は研究室で応じます。
事前にメールで連絡し、アポを取ってください。日時を指定します。

1次 2018年11月27日〜12月3日
2次 2018年12月13日〜12月17日

面談場所
3号館321 渡辺勇一研究室
yu-wata@hue.ac.jp

履修条件
新聞や放送のスポーツニュースに敏感な学生を歓迎します。毎回のゼミでの個人発表に耐えうるよう、図書館や自宅などで日々の新聞に目を通す努力を求めます。
オフィスアワー
月曜日と火曜日2限