シラバス情報

科目名
社会認識教育学特論A
授業コード
71048
担当者名
胤森 裕暢
副題
公民科教育の理論と実践
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
高校専修(公民)

授業内容
公民科教育、地理歴史科教育について、社会認識教育学の諸理論により理解を深めていきます。また、実践(社会、公民科等の授業および指導計画)について、教師との議論や文献の吟味を行います。こうした理論と実践の往還を通して、公民科(ひいては地理歴史科)教師としての授業構成能力を高めていきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
社会認識教育学の理論に基づいた自らの授業構成理論仮説を立て、それに基づいた単元レベルの実践的かつ理論的に優れた授業をつくりあげます。
授業計画
第1回  公民科の本質 
第2回  公民科と学習指導要領
第3回  公民科と社会認識教育学
第4回  公民科の性格規定
第5回  公民科の内容編成①
第6回  公民科の内容編成② 
第7回  公民科の方法原理①
第8回  公民科の方法原理②
第9回  公民科の方法原理③
第10回 公民科における発問
第11回 公民科における資料活用
第12回 公民科における討論、プレゼンテーション等
第13回 公民科における評価方略
第14回 公民科における論争点
第15回 公民科の指導計画づくり
関連科目
社会認識教育学特論B など
準備学習等の指示
実践の観察・分析、文献の収集と吟味を繰り返していくことを続けましょう。
教科書
社会認識教育学会編『新社会科教育学ハンドブック』明治図書、2012年
森分孝治、片上宗二編『社会科重要用語300の基礎知識』明治図書、2000年
参考文献
論文や書籍については、適宜紹介していく。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業中に提出するレポートとそれを通した議論、作成する指導計画により評価する。
実務経験と授業との関連
・中・高等学校教師として授業を,そして教育委員会の指導主事として,中・高等学校教師の指導助言を担当してきた。中・高等学校授業の研究開発も行っている。これらを活かし,理論的かつ実践的な授業づくりと授業構成の力がつくよう指導します。
備考
・気づきや疑問をどんどん話し合いましょう。