シラバス情報

科目名
研究指導AⅠ (租税制度論特論)
授業コード
71060
担当者名
一橋 信之
副題
単位数
4.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期、2019年度後期
教職免許種類

授業内容
先行研究と資料収集に基づき、論文下書きを行います。テーマの設定や論文下書きにおいては、テーマのブレークダウン、ディシジョンツリー、KJ法、トピックセンテンス法などの手法を用いながら実践します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
修士論文とは何かを理解し、そのための書法を学びます。そのうえで、研究テーマを早期に決定し、修士論文作成の基礎づくりを目標とします。
授業計画
下記のとおり、先行研究、資料収集および論文下書き作成を行います。
第1回は座学形式で行い、第2回以降は下記のテーマに応じて受講生の発表・報告形式を織り交ぜます。
(前期)
第1回 修士論文の書法と構成および研究計画
第2回〜第10回 経済理論の確認、法学知識の習得、先行研究の整理、関連する資料収集(学術論文、紀要、学術雑誌など)
第11回〜第15回 修士論文の論点整理と研究論文や判例の熟読
(後期)
第16回〜第17回 研究テーマ発表会
第18回〜第25回 先行研究の整理、判例の熟読、その他資料収集
第26回〜第30回 修士論文下書きと発表
なお、下書きについては、研究テーマではなく、テーマをブレークダウンした複数のサブテーマについて下書きをします。修士論文は4万字という大部になるので、研究テーマを1テーマ5千字程度のより小さいサブテーマに細分することが重要となります。
関連科目
租税制度論特論、所得税法特論、法人税法特論、消費税法特論。
準備学習等の指示
各自が毎回2,000字程度の小論文を発表しますので、毎週相応の準備が必要です。図書館等で既往の論文や文献を渉猟してください。
教科書
教科書は使用しません。
参考文献
授業において随時指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
毎回の報告内容によって評価します。
実務経験と授業との関連
税理士の経験を活かし、修士論文において、学術的内容だけでなく、税理士業務に役立つ実践的要素を加味して指導します。
備考
早い段階で論文作成に着手する姿勢が望まれます。