演習Ⅰ ス（藤口光紀）

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藤口　光紀

「スポーツでまちづくり」をテーマに、プロスポーツの役割を考える

4.00単位

3年

【授業内容】 1993年5月に開幕した新しいスポーツ文化「Jリーグ」により、地域との結びつき、スポーツでまちづくり等、地域との関連性が重要であることが確認されました。今ではJリーグに限らずプロ野球に於いても、地域との関連性を考えて地域との結びつきを強く意識して活動している球団も数多く見受けられます。改めて地域に根差したスポーツクラブのあり方について、欧米のスポーツ先進国を参考にしながら日本に適したスポーツクラブ（Jクラブ）・球団を追及していきたいと考えています。　
【到達目標】 我々の生活の中で大きな役割を果たしているスポーツ。特にプロスポーツの存在は地域の活性化に大きく貢献するものです。スポーツの価値を理解して、スポーツで地域を活性化することができる人材になってほしいと思っています。実際にプロスポーツの現場に足を運び、現場の生の声を聴き、自分の目で確かめて、プロスポーツクラブと同じ空気を吸い、頭と体で感じ取れる嗅覚を身に付けることができる人材育成を目標としています。
コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の醸成も目標の一つと考えています。
【身に付く力】「問題解決能力」「プレゼンテーション能力」「コミュニケーション能力」　
【授業計画 前期】
第　１回 　ガイダンス、概要説明、
第　２回　日本スポーツの現状、特にプロスポーツの現状
第　３回　Jリーグの現状把握
第　４回　「自分探しの旅」　グループ討議により各人のゼミでの学習目標を明確にして、目標を設定
第　５回　イベント参加計画案、研修計画案の設定
第　６回　「プレゼンテーション」　各自の目標を夫々発表し、他のメンバーが検証
第　７回　情報提供　意見交換
第　８回　ケーススタディ・Ｊクラブ１
第　９回　ケーススタディ・Ｊクラブ２
第１０回　必要に応じて目標の見直し
第１１回　目標設定確認
第1２回　各自の課題解決調査
第１３回　夏休み中でのイベント参加事例抽出
第１４回　研修参加実行計画立案
第１５回　前期総括

【後期】
第　1回　夏休み中に体験したイベント参画の報告、検証
第　２回　グループ討議による課題発見
第　３回　Ｊリーグの現状調査（リーグ全般）
第　４回　Ｊリーグの調査（クラブ）
第　５回　ヨーロッパサッカーの現状
第　６回　世界のスポーツについての情報提供　
第　７回　日本のスポーツとの比較
第　８回　スポーツツーリズムについて
第　９回　日本におけるスポーツツーリズム
第１０回　グループ討議（スポーツツーリズムについて）
第１１回　卒業研究について
第１２回　卒業研究テーマ抽出
第１３回　卒業研究テーマ選定
第１４回　プレゼンテーション（卒業研究について）
第１５回　総括・まとめ

　

教科書 必要に応じて資料を配付します。参考文献等適宜紹介します。　

参考文献 「スポーツで地域をつくる」　堀　繁　　木田　悟　　薄井充裕　｛編）　　東京大学出版会
「スポーツで地域を拓く」　木田　悟　　高橋義雄　　藤口光紀　｛編｝　　東京大学出版会　
「スポーツツーリズム・ハンドブック」　一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構（編）　他
　

スポーツ（特にプロスポーツ・Jリーグ等）の情報に興味を持ってください。広島カープやサンフレッチェ広島の試合をスタジアムに足を運び観戦することも心がけてください。実際にスタジアムツアーに参加することも計画しています。体験学習の重要性を認識してください。
新聞・ニュース等で情報を入手して、世の中の情勢との関連性を常に考える習慣を身に付けてください。　
授業の中で、都度テーマを決めて3分間スピーチ等、プレゼンテーション能力向上への取り組みにも力を入れていきたいと考えています。

平常の出席状況と受講態度、イベントへの参画意欲、課題提出、取り組み姿勢、レポートなどにより総合的に評価します。

面談、書類選考により決定。面談は研究室（3号棟２１４）で行います。事前に必ずアポをとってください。
メールアドレスはmt-fuji@hue.ac.jp です。研究室の電話番号は０８２−８７１−７９７２です。
直接研究室に来られてアポをとってもらっても結構です。
面談期間　第1次：2018年11月14日（水）〜11月29日（木）で土日を除く。

スポーツ観戦が苦にならない人。できれば好きな人。グループ活動に参加できる人。
人との出会いを大切にしてください。様々な人の話に耳を傾けてください。まず、聞くことからスタートしましょう。

火曜日の4限　１４：４５〜１６：１５