シラバス情報

科目名
チームビルディング
授業コード
26051
担当者名
門田 卓史
副題
チームが成立する過程から「チーム」を考える
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
本授業では,夏季の集中プログラムとして,学生自らがチームビルディングプログラムを体験することを通して、チームが成立していく過程、チームに必要な要素などについて演習を中心に学びます。
演習で行う課題解決やコミュニケーション活動は、学生のコミュニケーションスキルや課題解決スキルなどから実社会で生かせるチームワークなど、社会人基礎力に直結するスキルについても学ぶことができます。
本授業で行う直接体験は学生にとってより現実的な課題として捉えやすくなるようデザインされています。また、活動前後のふりかえりの場において、過程を整理することを通して、個とチームの気づきを促します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
チームにおいて必要なこと、大切にすることなどチームに関することに加えく、メンバー(他者)との関わり方、信頼関係を育む方法などを学び、学生一人ひとりが「チームとは何か?」について自らの言葉で明確に語ることができるようになること。
身につく力
・チームビルディングに関する「知識と理解」
・「協働して成し遂げる力」
授業計画
本授業は演習(体験型活動)を中心とします。
実習:2019年9月3〜6日
第1日目:9月3日2〜4限
 第1回  ・オリエンテーション(本授業の目的確認、授業の進め方などの説明、現時点でのチーム観の確認)
 第2回  ・アイスブレイク①(コミュニケーションの活性化)
 第3回  ・アイスブレイク②(メンバーの認識と理解)
第2日目:9月4日1〜4限
 第4回  ・アイスブレイク③(グループからチームへの意識転換)
 第5回  ・ディインヒビタイザー①(メンバー間の関係について)
 第6回  ・ディインヒビタイザー②(エラーについて)
 第7回  ・コミュニケーション①(コミュニケーションスキルについて)
第3日目:9月5日1〜4限
 第8回  ・コミュニケーション②(意思決定について)
 第9回  ・イニシアティブ①(目標設定について)
 第10回  ・イニシアティブ②(合意形成について)
 第11回  ・イニシアティブ③(課題解決ステップ)
第4日目:9月6日1〜4限
 第12回  ・イニシアティブ④(役割と責任)
 第13回  ・イニシアティブ⑤(信頼関係)
 第14回  ・トランスファー(学生生活と繋ぐ)
 第15回  ・まとめ(「チーム」の定義化)
※教室内、屋外などを利用します。
関連科目
チームマネージメント
準備学習等の指示
事前に学習すること
・前回の授業について約30分程度のふりかえり
受講する際の服装には注意が必要です。
・軽い運動ができる服装
・パンツ(ズボン)着用(スカート不可)
・ヒール、パンプス、サンダルは避け、スニーカーなど動きやすい靴を履くこと。
教科書
特に教科書は使用する予定にしていません。必要な資料は配布します。
参考文献
授業内にて必要な文献・資料を紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
全出席者を評価の対象とします。
その上で、①授業への取り組み姿勢、②チームでの成果物、③授業毎のまとめ(授業毎に授業のまとめを出席カードで行います)、を総合的に評価します。
実務経験と授業との関連
備考
受講者数が8名以下の場合は開講しません。