シラバス情報

科目名
演習Ⅰ メ(徳永博充)
授業コード
41516
担当者名
徳永 博充
授業題目
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
本ゼミは、「地域社会に果たすジャーナリズムの役割に関する研究」を統一テーマとします。ジャーナリズムは社会が抱える病根を指摘したり、人々がより幸せになるために議論の場を作ったりする大切な役割を担っています。目指すのは「啓発された社会」です。伝える側には「世界の今」を知り、「地域の問題」を複眼的に見る力が必要です。授業ではジャーナリズムの考え方を学んだうえで、地域社会が抱える課題をリサーチします。さらにドキュメンタリー制作によって、その課題の深層を掘り起こしていきます。ここではUGC(一般の人が制作する内容物)がコンテンツの多くを占める、ネットメディアと比較することも重要です。3年次はジャーナリズム研究と実践を並行して進め、放送局、新聞社などのメディアで研修を行います。

3年次前期〜制作(ジャーナリズム基礎と実践) *テーマをみつけて制作を行います
第 1 回 オリエンテーション(共通意識づくり)
第 2 回 ジャーナリズムとは何か 地域課題のリサーチ(事前調査)
第 3 回 放送ジャーナリズムについて① 地域課題のリサーチ(事前調査)
第 4 回 放送ジャーナリズムについて② 地域課題のリサーチ(事前調査)
第 5 回 調査・企画・テーマ設定
第 6 回 制作および討論(取材、編集)
第 7 回 制作および討論(取材、編集)
第 8 回 ワークショップ(放送局報道制作現場研修)
第 9 回 制作および討論(取材、撮影)
第10回 制作および討論(取材、編集)
第11回 制作(構成、原稿作成)
第12回 制作(編集)
第13回 制作(編集)
第14回 発表準備(作品とレポート推敲)
第15回 作品と発表「放送ジャーナリズム」発表 相互批評

3年次後期〜ケーススタディー(ジャーナリズム実践) *4年時の研究テーマを見つけだします
第 1 回 オリエンテーション(共通意識づくり)
第 2 回 ケーススタディー①(権力の監視)
第 3 回 ケーススタディー②(議論の場の設定)
第 4 回 ケーススタディー③(国際市民の視野提供)
第 5 回 中間発表①「ジャーナリズムの役割」相互批評
第 6 回 新聞ジャーナリズムについて①
第 7 回 新聞ジャーナリズムについて②
第 8 回 地方紙研究 調査と議論
第 9 回 ワークショップ(新聞社編集局研修)
第10回 「新聞ジャーナリズム」発表準備と議論
第11回 中間発表②「新聞ジャーナリズム」相互批評
第12回 卒業研究テーマの調査と議論
第13回 卒業研究テーマの設定① 発表と相互批評
第14回 卒業研究テーマの設定② 発表と相互批評
第15回 全体まとめ
****授業形式(ゼミですが学外に出て行うアクティブ・ラーニングを頻繁に行います)
****youtubeで「徳永ゼミナール」と検索し、掲載されたドキュメンタリーを視聴してください****
【身につく力】チャレンジする力、知識・理解、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、論理的思考・分析力、問題解決力、協働して成し遂げる力、リーダーシップ、情報リテラシー
教科書
小野善邦(2009)『放送を学ぶ人のために』  世界思想社
猪股征一(2006)『実践的 新聞ジャーナリズム入門』岩波書店
*以上2冊を演習で使用します。ゼミ生のみなさんは購入しておいてください 



活動予定
2年次春休み「沖縄を歩く」に参加
夏季3・4年次合同合宿
3年次夏休み「広島を学ぶ」に参加
ドキュメンタリー制作かルポルタージュの執筆を行います。
各種映像祭への参加や、他大学のゼミとの交流を行います。

その他ゼミの活動には積極的に参加することを前提とします。
ゼミは学生と教員が協力して作り上げていくものです
成績評価の方法
ゼミへの出席や課題提出はもちろんですが、ゼミ活動への積極的な参加が評価の中心です 




選考方法

元気で前向きなみなさんと共に学びたいと考えます 

履修条件

「現代マスメディア論」及び「メディアビジネス特講D」を必ず履修してください。

オフィスアワー
水曜日5限(16:30〜18:00)