シラバス情報

科目名
経済の基礎数学Ⅱ
授業コード
21019
担当者名
平岡 賢治
副題
経済を学ぶための数学
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
経済学を学ぶためには数学が不可欠です。本授業では、経済学に関連する数学の内容を具体例を通して学習していきます。これまで学習してきた数学の内容が経済学とかかわりが深いこと,数学を使うことで経済学で扱う課題を解決できることなどを問題解決を通して経験するとともに,数学を活用するよさを学びます。
各回で配布する授業プリントを中心に、学習内容の説明や問題演習を行います。また、授業の終わりに小テストを行います。授業プリントの練習問題は次回の授業までに必ず解いてください。次回の授業プリントで、その解答を配布します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業では、経済学で扱われる一変数関数や多変数関数の微分法について学習します。微分法を経済学で扱うよさについて学ぶことを通して、これらを活用できるようになることを目標としています。 
【身につく力】「知識・理解」「問題解決力」
授業計画
第 1 回  ガイダンス
第 2 回  指数と指数関数
第 3 回  対数とその性質
第 4 回  対数と対数関数
第 5 回  対数関数の導関数
第 6 回  指数関数の導関数
第 7 回  関数の増減とグラフ
第 8 回  テイラー展開(一次式)
第 9 回  テイラー展開(二次式)
第10回  最適化問題
第11回  利潤の最大化
第12回  多変数関数と偏微分
第13回  多変数関数の最適化問題
第14回  ラグランジュの未定乗数法
第15回  まとめ
関連科目
数学B、経済の基礎数学Ⅰ
準備学習等の指示
各回ごとに配布するプリントを中心に、内容の説明と問題演習を行います。授業内容を理解するためには授業の復習が大切です。復習は授業プリントをよく読み、例題と問題を解いて授業内容の理解を深めてください。また、授業プリントの練習問題は必ず解いてください。次回の授業プリントで解答を配ります。(復習は60分以上してください。)
教科書
教科書は特に使用しませんが,毎回プリントを配布し授業を進めます。
参考文献
改訂版「経済学で出る数学」 日本評論社、尾山大輔、安田洋祐著
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
・定期試験の成績 70%
・小テスト、受講態度等の評価 30%
・出席回数が11回以上からの出席については、プラスになるように評価します。
・出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は、定期試験の受験を認めません。
実務経験と授業との関連
備考
・経済の基礎数学Ⅰを履修してください。
受講心得:授業中は、私語・飲食等は厳禁です。
       守れない学生については以後の授業への出席を認めないことがあります。