シラバス情報

科目名
計量経済学Ⅰ
授業コード
21071
担当者名
得津 康義
副題
エクセルによるデータ処理入門
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
計量経済学を学ぶために必要な統計学、経済統計の基礎を復習して、単回帰分析を学びます。Excelを使って記述統計の頻度分布、散布図の作成や、単回帰モデルの推定などの実習を行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
単にエクセルでデータ処理の操作が出来るようになるだけでなく、得られた結果を正しく理解し、客観的、論理的思考力、分析および判断能力を身につけることを目標とします。
【身につく力】「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 データの整理
第 3 回 頻度分布の作成
第 4 回 分布の位置の尺度(メディアン、モード、平均値)
第 5 回 分布の広がりの尺度(レインジ、平均偏差、標準偏差、変動係数)
第 6 回 散布図と相関関係 
第 7 回 散布図への直線のあてはめ
第 8 回 確率
第 9 回 確率変数と確率分布
第10回 二項分布、正規分布、t−分布
第11回 標本分布
第12回 仮説検定
第13回 最小2乗法
第14回 回帰分析の統計的性質
第15回 独立変数、関数型の選択:
関連科目
計量経済学Ⅱ、経済の基礎数学Ⅰ・Ⅱ
準備学習等の指示
四則演算および基礎的な数学ならびにEXCELの基礎操作は事前に学習してきてください。授業で習ったことは、その日のうちに復習して次の回の授業を受けてください。予習と復習を合わせて各回につき60分以上は時間をかけてください。
教科書
『計量経済学の使い方』A.H.ストゥデムント(著)高橋青天(監訳)、ミネルヴァ書房
この他、講義に必要な資料は配布します。
参考文献
『統計学から始める計量経済学』、北坂真一著、有斐閣ブックス
『計量経済学』、山本拓著、新世社
『ベーシック計量経済学』、羽森茂之著、中央経済社   
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験を85%以上、授業態度を15%以内で評価します。
また11回以上の出席については加算をします。ただし最大100点までとします。 
受講態度により減点する場合があります。
広島経済大学学内定期試験細則に従い、出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は定期試験の受験は認めません。
実務経験と授業との関連
備考
統計学をを受講しておくと理解が早まります。