シラバス情報

科目名
情報化技術
授業コード
33011
担当者名
土山 ゆかり
副題
単位数
4.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
本授業では、「ITパスポート試験」の合格を目指し、テクノロジ系(IT技術に関する分野)の基礎理論、用語、概念などの基礎知識、ビジネスへの応用に関する基本的な事項を学習します。
理論の学習や問題演習を通じ、「ITパスポート試験」の目指す技術水準である「職業人として情報機器およびシステムの把握や、担当業務の遂行及びシステム化を推進するために必要な知識」を身につけていきます。
※パソコンの操作や演習はほとんど行いません。基本的に座学の授業になります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
情報化推進に必要な、コンピュータテクノロジの基礎理論、装置・技術の特徴や機能に関する知識を理解し、説明できるようになるのを目標とします。
情報資産の保護やセキュリティに関する法律、技術に関する基礎知識を理解し、説明できるようになるのを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「情報リテラシー」
授業計画
第 1 回 基礎理論 数と表現(1) 基数変換
第 2 回 基礎理論 数と表現(2) 符号付2進数 2進数の加算・減算、集合
第 3 回 基礎理論 応用数学 確率・統計
第 4 回 基礎理論 情報に関する理論
第 5 回 基礎理論 データ構造とアルゴリズム
第 6 回 基礎理論 プログラム言語
第 7 回 第7章の総括と単元テスト1
第 8 回 単元テスト1の復習とまとめ
第 9 回 コンピュータシステム コンピュータの構成要素
第10回 コンピュータシステム 入出力デバイス
第11回 コンピュータシステム システム構成要素
第12回 コンピュータシステム システムの評価指標
第13回 コンピュータシステム ソフトウェア
第14回 コンピュータシステム ハードウェア
第15回 第8章の総括と単元テスト2
第16回 単元テスト2の復習とまとめ
第17回 技術要素 ヒューマンインターフェース
第18回 技術要素 マルチメディア
第19回 技術要素 データベース方式と設計
第20回 技術要素 データ操作とトランザクション処理
第21回 第9章(前半)の総括と単元テスト3
第22回 単元テスト3の復習とまとめ
第23回 技術要素 ネットワーク方式
第24回 技術要素 通信プロトコル・ネットワーク応用
第25回 技術要素 情報資産と情報セキュリティ
第26回 技術要素 技術的セキュリティ対策
第27回 技術要素 暗号化
第28回 表計算 式・関数の利用
第29回 第9章(後半)と第10章の総括と単元テスト4
第30回 単元テスト4の復習とまとめ
関連科目
本講義と、前期「IT戦略とマネージメント」を履修することで、「ITパスポート試験」の全3分野が学習できます。
履修する順序は、どちらが先でも問題ありません。
準備学習等の指示
「ITパスポート試験」等の情報処理資格について、以下のサイト等で内容を確認しておきましょう。
情報処理推進機構:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
※「ITパスポート試験」の合格を目指す方は、毎回の授業の復習と過去問題の演習を行いましょう。試験では、100問を120分で解答します。素早く問題を解く能力を身につけるためにも、復習時間は20分程度と上限を決め、集中して行うことを推奨します。不明な点は授業前後に質問して、効率良く学習を進めてください。
教科書
よくわかるマスター 2019年度版 ITパスポート試験対策テキスト&過去問題集 (FPT1808)
本体価格2,200円(税別) FOM出版
※後期「情報化技術」と同じ教科書を使用します。
参考文献
よくわかるマスター ITパスポート試験 でるかも 予想問題集
本体価格1,200円(税抜) FOM出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
各単元の終了時に「単元テスト」を実施します。単元テストは4回行います。
毎回授業の最後に「小テスト」を実施します。(小テストは、次回の授業の冒頭で解答方法を解説します。)
毎回の授業の終了時に、授業内で記入したプリント提出を行います。(プリントは次回の授業時に返却します。)
・単元テスト20%×4回
・小テスト10%
・プリント提出10%
※ただし、欠席が10回以上の場合は、成績評価の対象外となります。
実務経験と授業との関連
コンピュータ業界でシステム営業を担当し、ERPシステムの販売促進や顧客教育に従事した経験があります。授業では具体的な事例を交えながら、分かりやすくITについて解説します。
備考