シラバス情報

科目名
経済学史
授業コード
21020
担当者名
林 直樹
副題
経済学の見取図を立体的に描く
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類

授業内容
経済学という学問の形成過程を歴史的に追いかけることで、ミクロ経済学、マクロ経済学、経済史といった学問領域から構成される現代経済学の立体的な見取図、あるいは全体像を描き出す。具体的に取り上げるのは、17世紀から20世紀までの西欧の経済学者たちとその経済諸学説である。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
目標1:経済学者の人物像と、彼らを生み出した歴史的社会的背景に関する知識を習得する。
目標2:各経済学者の理論に即して、現代経済学の成立過程を論理的に把握する。
身につく力:「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「斬新な発想をする力」
授業計画
第01回 ガイダンス
第02回 ロー・システム
第03回 ケネー「経済表」
第04回 スミス『道徳感情論』
第05回 スミス『国富論』
第06回 リカードの自由貿易論
第07回 マルサスの保護貿易論
第08回 経済学批判
第09回 限界革命
第10回 冷静な頭脳と温かい心
第11回 ヒックスと経済史
第12回 オーストリア学派
第13回 シュンペーターと経済学史
第14回 ケインズ革命
第15回 まとめ
関連科目
ミクロ経済学基礎、マクロ経済学基礎、経済史基礎
準備学習等の指示
毎回のノート整理を通じた復習に力を入れること。ノートは定期試験勉強の際に必ず役立ちます。
教科書
使用しない(毎回、講義レジュメを配布する)
参考文献
適宜指示する
定期試験の実施
実施する
成績評価の方法
定期試験結果(70%)に、毎回のコメントシート提出状況(30%)を加味し、総合的に評価する。
実務経験と授業との関連
備考
口頭説明と板書が中心の授業です。要領よくノートテイクする方法を工夫してください。