シラバス情報

科目名
日本経済史特論Ⅱ
授業コード
71020
担当者名
相良 英輔
副題
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校専修(地理歴史)

授業内容
高度経済成長後の1970年代以降、バブル崩壊、平成不況、緩慢な景気回復を通して、日本経済の構造変化などについて分析する。
そして適宜課題を出し、レポートとして提出していただき、講義の内容に対する知識、理解の仕方を確認いたします。それに対して教員側の意見を述べ、受講生にはそれに対する自分なりの見解を述べていただきます。その繰り返しの中で、論理的思考力、分析力を育てていきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
高度経済成長の終焉からバブル崩壊、平成不況を経て、日本経済の構造がどのように変化していったかを把握させる。講義の途中で、プレゼンテーション能力をつけさせるため、適宜質問をし、受講生の発言を求め、その中で、論理的思考力、分析力を身につけさせる。
授業計画
第1回 高度成長の挫折
第2回 バブルの時代
第3回 バブルの崩壊と後遺症
第4回 日本経済の低迷
第5回 海外市場へ
第6回 産業構造の変化
第7回 経済政策の効果
第8回 金融再生と産業再生
第9回 企業システムの変容
第10回 労働力の構成と変化
第11回 市場の構造変化
第12回 資源価格の高騰
第13回 世界金融危機
第14回 日本経済の試練
第15回 世界経済、日本経済
関連科目
西洋経済史特論Ⅱ
準備学習等の指示
参考文献を含め、1980年~2000年の日本経済構造に関する書籍で少なくとも60分予習をする。復習も30分はする。
教科書
教科書は使用しません。毎回講義用のレジュメ資料を配布します。
参考文献
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業出席20%  授業中の発表内容・課題内容30%  最終試験50%
実務経験と授業との関連
備考
日本経済新聞は、講義を理解するうえで参考になります。