シラバス情報

科目名
統計情報論特論
授業コード
71033
担当者名
山村 耕一郎
副題
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校専修(公民)

授業内容
この授業(講義)では、まず、数量分析をするための統計的方法について学習します。次に、そのなかにでてくる統計計算のやり方について学習します。そして、その際のアプリケーションソフトとして、エクセルとBasicを取り上げます。この授業では、エクセルは基礎的な統計的手法を取り扱うために使い、Basicは、エクセルで処理することができない統計的手法を取り扱うために使うことにします。最後に、経済モデルの計測の実際について学習します。
なお、この授業では、必要に応じて、受講生によるレジュメに基づく発表があります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
この授業では、経済という分野における基本的な統計学や情報処理に関わる知識を修得し、パソコンによる数量分析の幅を広げるとともに、問題解決力の選択肢をも広げて、有意義な経済分析ができるようになることを目指します。 
【身につく力】「知識・理解」「情報リテラシー」「問題解決力」
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 統計的手法(基本統計)
第 3 回 統計的手法(相関分析)
第 4 回 統計的手法(回帰分析・基礎)
第 5 回 統計的手法(回帰分析・発展)
第 6 回 エクセルによる数量分析(基礎)
第 7 回 エクセルによる数量分析(発展)
第 8 回 エクセルによる数量分析(応用)
第 9 回 Basicによるプログラミング(基礎)
第10回 Basicによるプログラミング(発展)
第11回 Basicによる数量分析(入門)
第12回 Basicによる数量分析(基礎)
第13回 Basicによる数量分析(発展)
第14回 経済モデルの計測
第15回 まとめ
関連科目
経済統計学特論
準備学習等の指示
事前に配布した資料を読み、理解できない言葉の意味を調べ、内容を把握し、質疑応答ができるようにしておいてください。そして、自身の研究に、学習内容をいかに応用することができるかについて考えてみてください。そのために、60分以上の予習を心がけてください。また、復習はその日のうちに繰り返し行い、知識を確実に身につけてください。
教科書
教科書は使用しません。毎回資料を配布します。
参考文献
中村隆英・新家健精・美添泰人・豊田敬『経済統計入門』東京大学出版会、1983年。
山村耕一郎『経済分析のための統計学』農林統計協会、1990年。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
成績評価は、レジュメに基づく発表内容(50%)と質疑応答の内容(50%)に基づいて、総合的に行います。なお、欠席や遅刻、受講態度がかんばしくない者については減点があります。
実務経験と授業との関連
備考
統計学、線形代数、表計算ソフト(エクセル)の知識が必要となります。