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 教員名 : 濵田 敏彦 
						
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					 科目名 
							日本史Ⅱ 
							授業コード 
							14023 
							担当者名 
							濵田 敏彦 
							副題 
							日本近代・現代社会の構造と特質 
							単位数 
							2.00単位 
							配当年次 
							1年 
							開講学期 
							2019年度後期 
							教職免許種類 
							中学一種(社会)、高校一種(地理歴史) 
							授業内容 
							この授業では、日本の古代〜近現代における歴史的な諸特質について、社会や文化を中心に概説します。 
							日本史におけるある時点の「常識」(たとえば教科書の記述などがそれにあたります)は、歴史研究の進展などによって非(否)「常識」へと変化したケースが多々あります。そのような歴史研究の新しい成果をふまえ、本講義では古代から近現代の日本の特色を示すテーマを選択しつつ多面的に考察し、歴史意識と現代的課題への理解力を養成することを目的としています。 また、毎回授業の最後に確認チェックを実施し、次週の授業の冒頭で簡単に解答・解説を行います。 なお、本講義は、日本史Ⅰ内容とは異なります。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 
							この授業は、日本の歴史(古代〜近現代)を素材に、さまざまな歴史的なテーマについて知識を身につけるとともに、歴史的思考力や論理的思考力を養うことをめざします。また、「国際社会」における日本のあり方を考える力を身につけることを到達目標としています。  
							【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「問題解決力」 授業計画 
							第1回:奈良時代の仏教と社会・文化の特色 
							第2回:平安時代の仏教と社会・文化の特質 第3回:鎌倉新仏教と社会・文化の変化 第4回:中世における一揆とその時代 第5回:中世の「海賊衆」と民衆 第6回:日本人と動物の歴史 第7回:江戸時代の民衆社会と「詫び状」について 第8回:江戸時代における「刑罰」について 第9回:江戸時代における「三行半」の意味と意義 第10回:江戸時代の民衆教育について 第11回:武士道とは何か? 第12回:近代化と「衛生」について 第13回:近代学校制度とその特色 第14回:近代における北海道と沖縄 第15回:高度経済成長期の「光と陰」 関連科目 
							日本史Ⅰ 
							準備学習等の指示 
							毎回の授業テーマについて、事前に参考文献にあげた書籍を読んだり、事後に授業で使用したプリントを復習してください(概ね60分以上の予習・復習時間をかけるようにしましょう)。   
							教科書 
							とくに使用しません。毎回、レジュメ・資料等のプリントを配布して授業を進めます。 
							DVDおよびビデオの視聴覚機器を使用する場合があります。 参考文献 
							『日本の歴史』00〜25巻 講談社 
							『日本の歴史』1〜16巻 小学館 定期試験の実施 
							定期試験を実施します。 
							成績評価の方法 
							定期試験の結果(70%)、課題等の提出(20%)および平常の出席および授業参加状況(10%)により評価します。なお、11回以上出席した場合、1回あたり2点を加点します。ただし、定期試験の受験には、原則として総授業回数の3分の2以上の出席回数を満たすことが必要です。  
							実務経験と授業との関連 
							備考 
							「暗記中心の日本史」ではなく、さまざまなテーマを深く掘り下げて多角的に考えていきましょう。 
							なお、授業中の私語・携帯電話の使用などは厳禁です。しっかり守ってください。  |