シラバス情報

科目名
世界の地理Ⅱ c
授業コード
16015
担当者名
竹本 伸
副題
ヨーロッパ・アメリカの地誌
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
高校一種(地理歴史)

授業内容
授業では、各地域の地理的な特徴とその地域で特に取り上げるべきテーマ及び日本との関係等の概説を行います。また、なぜそのような特徴が成立したのかという点について、場合によっては歴史的背景や社会的要因もふまえながら、論理的に考えていきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
ヨーロッパ・アメリカの地理的特徴並びに日本との関係を理解しそれらの地域への関心を深めることができます。さらにそれを土台として、グローバル化の進む現代社会において私たちの生活と世界の様々な地域が密接につながっていることを理解し、その要因を考察する力をつけることができるようになることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 世界地誌の学び方 
第 2 回 EUとは何か・ヨーロッパの民族・宗教
第 3 回 ヨーロッパの工業
第 4 回 ヨーロッパの農業
第 5 回 イギリスの現状
第 6 回 ドイツの現状
第 7 回 フランスの現状
第 8 回 東ヨーロッパの現状
第 9 回 ロシアの産業と人々の暮らし
第10回 アメリカの工業
第11回 アメリカの農業
第12回 ハワイ 太平洋の文化の交差点
第13回 メキシコの経済
第14回 ブラジルの現状
第15回 まとめ
関連科目
「世界の地理Ⅰ」「日本の地理」
準備学習等の指示
教科書の予習。(毎回のテーマについて、教科書の該当個所を読んでおいて下さい。)また、新聞やニュースに目を通し、世界で起こっている様々な出来事について、どこで・なぜといった点を押さえながら読んでおいて下さい。30分以上は予習にかけましょう。
教科書
『地理授業で使いたい教材資料』清水書院
『新詳高等地図』帝国書院(高校で使用したものがあればそれも可)
プリント・DVD等を使用する場合もあります。
参考文献
授業の中で適宜紹介します。
定期試験の実施
定期試験(参照不可)を実施します。
成績評価の方法
定期試験(90%)の結果および出席状況(10%)により評価します。なお、11回以上出席した場合、回数により加点(1回あたり2点)します。 
実務経験と授業との関連
広島県内の公立高校で長く教員として勤務していました。その経験から毎回の授業の中では、その授業を展開する際のポイントとなる事項や理解するための考え方、生徒が間違いやすい内容などを示しますので、特に教職課程を目指す人は積極的に取り組んでください。
備考
時間途中での出入り、私語、飲食は厳禁とします。
毎時間の講義内容は連続性を持っていますので、欠席したり遅刻したりしないように、また、板書内容だけでなく、口頭で伝えることもノートしてより理解を深めることに努力してください。
尚、出席に関する不正行為が発覚した場合は厳正に対処しますので、そうした行為は厳に慎んでください。
また、教職課程履修者は、将来は自らも教壇に立つという自覚をもって、真剣かつ積極的に取り組んで下さい。