シラバス情報

科目名
情報システム論Ⅱ
授業コード
24046
担当者名
杉山 克典
副題
企業情報システムの中核技術を学ぶ
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
本講義は、前期に開講された情報システム論Ⅰの内容を前提とした発展・応用科目です。講義の前半は、情報システムの動向(仮想化、クラウドコンピューティング、UIの進化)や企業と情報システム(会計システム、生産管理システム、販売、物流システム)に関したものとなっています。
講義の後半では、事例研究を行い、システム導入の成功事例と失敗事例について学んでいきます。
講義後にEduTrackを利用して講義の復習を兼ねた小テストを実施します。小テストの解答は、試験終了後にネット上に表示されますが、次回の講義の冒頭でも解説を行います
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
企業が利用している情報システムについて学び、人間を中心とした情報システムに関して理解できるようになることを目的とします。また先端の技術に関してビジネスでどのように利用されるのかを理解できるようにします。

【身に付く力】 「知識・理解」、「情報リテラシー」 
授業計画
第 1 回 イントロダクション:講義内容や受講する上での注意点について
第 2 回 情報システムで利用されるコンピュータの変遷
第 3 回 情報システムの動向①:仮想化とWebシステム
第 4 回 情報システムの動向②: UIの進化
第 5 回 情報システムの動向③:クラウドコンピューティング
第 6 回 企業と情報システム①:会計システム
第 7 回 企業と情報システム②:生産管理システム
第 8 回 企業と情報システム③:販売、物流システム
第 9 回 ビジネス情報システム:
第10回 事例研究①:金融システム共同化の事例
第11回 事例研究②:みずほ銀行のシステム
第12回 システム開発に携わる人々
第13回 失敗に終わった情報システム
第14回 戦略的テクノロジ・トレンド
第15回 まとめと定期試験に向けての注意事項

*事例研究の内容に関しては変更となる場合があります。
関連科目
情報システム論Ⅰ、データベース論、情報ネットワーク論、情報処理論A・B、コンピュータ基礎Ⅰ・Ⅱ
準備学習等の指示
講義毎に次回講義のキーワードを発表します。発表したキーワードは事前に調べた上で講義を受けて下さい。
講義の終わりには、小テストを実施します。これはWebで行いますが、分からない場合はプリントを見て解答しても構いません。Webテストの解答時間は60分です。。 
教科書
教科書は使用しませんが、講義資料等のプリントを配布します。
参考文献
浦 昭二 (編集) 『情報システム学へのいざない』 培風館
不条理なコンピュータ研究会 (著), 日経コンピュータ (編集) 『IT失敗学の研究』  日経BP社   
定期試験の実施
定期試験を実施します。 
成績評価の方法
定期試験(90%)と小テスト及び授業態度(10%)により成績を評価します。
実務経験と授業との関連
備考
配布したプリントは必ず持参してください。
また、学生証で出席登録をした後、講義に出席していない学生には厳しく対処します。
講義中に再度学生証を用いて出席を取り直す場合があります。
携帯端末によるホワイトボードの撮影は認めません。