シラバス情報

科目名
レクリエーションスポーツ実習Ⅲ(スノー)
授業コード
26043
担当者名
平野 貴也、松本 耕二
副題
スノープログラムの体験
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2019年度後期
教職免許種類

授業内容
本授業は、スノースポーツの実技体験型プログラムとして、下記の2点を授業で行います。
1)スポーツツーリズム(スノースポーツ)に関する情報収集とプログラムの企画。
2)実技体験型プログラム(スノーボードを主とします。)
・「初心者」を中心とした基本的な技術指導と危険防止やゲレンデ理解のためのルールやマナーを解説、指導します。
このプログラムは、事前・事後実習(学内)と3泊4日の現地集中実習形式とします。
 実習期間中は、午前・午後合わせて6時間の実技と、夜1時間の講義・実習を原則として、技術レベル別のグループ学習とします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
冬季スポーツである「スノーボード」や「スキー」などスノー・スポーツが実践できるよう、基本的滑走技能の修得とゲレンデマナー(安全管理)や冬季自然環境の特性について理解を深めます。またスノーリゾートを活用したスポーツ・ツーリズムの実践体験と生涯スポーツ実践のための視点を修得します。
【身につく力】 チャレンジする力,問題解決力
授業計画
第1回  事前実習①(10月 日時・場所は別途指示します。)
       ・オリエンテーション(実習の詳細説明等)
       ・スノー・スポーツについて
第2回  事前実習②(マナーと用具)
       (2月初旬 日時・教室は事前実習①で指示します。)  
第3回〜14回 現地実習(2月もしくは3月中の3泊4日)。
 第3回:安全管理・用具説明・装着
 第4回:雪上での遊び
 第5回:転び方・起き方、方向転換
 第6回:直滑降からの停止、リフトの乗り方
 第7回:サイドスリップ
 第8回:斜滑降・直滑降
 第9回:ターン①山回り・谷回り
第10回:ターン②状況に対応した滑走(緩斜面) 
第11回:ターン③状況に対応した滑走(急斜面)
 第12回:理論編(スノースポーツの特性:ルールと安全配慮)    
 第13回:総合滑走
 第14回:理論編(スノースポーツの特性:スノーボード)
  ※第3〜11回までは、受講者のレベルに応じたグループ指導とします。
   また第12・14回の理論編は、現地にて講義(夜間)実施します。   
第15回  事後実習(日時・場所は別途指示します) 
      来シーズンのスノースポーツに向けて(実習振り返り)
※各回の日時・場所については、別途指示するので、ポータルサイト掲示板を必ず確認してください。 
関連科目
レクリエーションスポーツ実習Ⅰ,Ⅱ
準備学習等の指示
●事前授業では,次の事柄を講義しますので,それぞれ事前に学習しておいてください。
1)冬季の雪山の過ごし方、またスノースポーツ(スノーボードやスキー)に関する情報(30分程度)。2)スノーボードに関する理論や技術をネット上で配信されているビデオなどを視聴したイメージトレーニング(30分程度)。3)スノーリゾート(場所、施設・プログラム:旅行代理店などにあるスノースポーツ企画など)に関する情報の収集と分析(30分以上必要)。
●実習中(夜)には理論講習を行います。学んだことの振り返りとともに,できたこと,できなかったこと,わかったこと,わからなかったことを明確にした実習ノートに記載しましょう(60分程度必要)。
●集中実習となるため日常的に運動習慣がない人は身体的負担が大きくなります。日ごろから運動やスポーツで身体を動かすように心かけトレーニングを怠らないようにしましょう(週2回,30分以上のエクササイズ)。
教科書
教科書は使用しません。資料を配布します。
参考文献
JSBAスノーボード教程,日本スノーボード協会,2008
SAJスノーボード教程,財団法人全日本スキー連盟,2018 ほか
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
定期試験の実施 定期試験を実施しません。 
成績評価方法 実技における習熟度、実習態度や主体的参加度、レポート等にて総合的に評価します。 
実務経験と授業との関連
備考
● 受講者数が5名以下の場合は開講されないことがあります。事前了承の上、登録してください。
・実施日程は上記の予定から変更する場合があります。(ポータルサイトや掲示板を確認すること。)
・実習参加費は、4万円程度(旅費、宿泊・食費、保険費用等を含む)を予定しています。
・実習地は、国内のスノーリゾートを予定しています(中国管内)。
 (過去授業実績;中国管内(広島・島根県)実施の場合):3万円5千円:レンタル料1万円程度を除く)
・受講者数に応じ、外部指導者(非常勤)による指導があります。
※ 詳細は、事前連絡・事前実習で周知します。
※ レクリエーションインストラクター(日本レクリエーション協会)資格関連科目