シラバス情報

科目名
情報入門演習A a
授業コード
24007
担当者名
坂本 小百合
副題
PCのイロハを学ぶ(ワードの初級を学ぶ)
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2019年度前期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
Word 2016の基礎から中級の内容です。Microsoft Office Specialist(MOS) Word 2016(一般)の出題範囲の機能について、説明と演習で講義を進めます。講義内容を復習する課題を毎回出題します。期限までに提出された課題は内容を確認し評価を行います。スキルの定着を目的に確認テストおよび総合演習(操作テスト)を実施します。制限時間内にテキストを見ないで問題を操作し、編集後のファイルを提出します。提出された内容は採点を行い評価の対象とします。確認テストおよび総合演習の解説は実施後または次回の講義で行います。
最終回では資格試験の模擬試験を用いて、資格取得に必要なスキルの確認を行い、評価を行います。
この講義は、MOS Word 2016(一般)の資格対策となります。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
Wordの基本機能(編集記号・書式設定・印刷・表の作成と編集・グラフィックなど)を学び、必要な機能を利用して文書を効率よく編集できるスキル習得ができます。さらにMOS Word (一般)資格取得に必要な中級機能(テーマ・スタイル・参考資料機能・段組みなど)を学び、Wordを活用する能力が身につきます。
【身につく力】「情報リテラシー」
 ITを活用する能力が身につきます。 
授業計画
第1回 ガイダンス、テキスト販売、タイピングスキル確認、ファイル管理と日本語入力システムの基本操作
第2回 MOS試験について、文書作成の基本操作確認、文書のオプションと画面表示をカスタマイズする機能についての説明
第3回 文書編集の基本機能についての説明、書式を設定する、文字列や段落をグループ化する
第4回 組み込みスタイルについての説明、ヘッダーやフッター領域を編集する、ページの背景要素の書式を設定する
第5回 文書内を効率よく移動する機能、文書の保存と印刷。ここまでの操作確認小テストと解説
第6回 タブ設定、ワードアートやドロップキャップの利用
第7回 画像を含む文書の作成、その他のグラフィック要素の挿入と書式設定
第8回 Smart Artの利用、表を含む文書の作成。
第9回 ここまでの操作確認小テスト。小テスト解説。表の編集機能
第10回 文字列や書式を置換する機能、リストを作成する、変更する
第11回 長文編集の機能1
第12回 長文編集の機能2。MOS試験と模擬試験プログラムを利用した操作練習について
第13回 操作確認 総合テスト
第14回 模擬試験プログラムを利用した操作練習(ドキュメント検査、オートコレクト機能)
第15回 MOSスキル確認テスト(Microsoft Office Specialist Word 2016 模擬試験)
※以上の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。 
関連科目
パソコンの基本操作については情報入門演習Sで習得することを前提としています。
本講義履修後MOS Word (一般)資格を取得した学生は、MOS Word Expert(上級)取得を目指す情報活用演習AまたはMOS Excel (一般)取得を目指す情報入門演習Bの履修を勧めます。 
準備学習等の指示
文字入力が不安な学生は各自タイピング練習を行ってください。講義後は提出課題を操作し理解度を確認しましょう。
やむを得ず講義を欠席した場合は、HUE Naviから授業資料をダウンロードし自己学習の上課題を操作してください。期限内に提出された課題は評価の対象とします。
【授業準備の目安】
⇒予習15分程度(次回の授業内容を確認し、前回の授業内容を復習しておく)
⇒復習30〜45分程度(学習した機能を整理し、提出課題を操作する)
教科書
講義は以下のテキストおよび補助資料を用いて実施します。毎回使用しますので必ず準備して講義を受けてください。

「MOS Microsoft Word 2016 対策テキスト& 問題集」(FPT1618),FOM出版,2,000円(税別)
※初回授業時のみ教室内販売を行いますので代金を持参して下さい。それ以降はブックセンター等で各自購入してください。
参考文献
「よくわかる Microsoft Word 2016 基礎 」,FOM出版
「よくわかる Microsoft Word 2016 応用 」,FOM出版
「情報リテラシー」,FOM出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
・取り組み姿勢に対する評価…20%
・操作確認小テスト…20%
・操作確認総合テスト…40%
・MOSスキル評価(Microsoft Office Specialist Word 2016 模擬試験結果)…20%
以上の内容を総合的に評価し、100点満点で評価を行います。
また、「5回以上欠席」で操作テスト、MOSスキル評価ともに操作していない学生は、「評価不能」となる場合があります。 
実務経験と授業との関連
備考
パソコンに苦手意識がある学生、不安がある学生は『遅刻しない・質問する・復習する』ことを心がけ、積極的に操作してください。
この講義には毎回提出課題があります。必ず自分で操作して期限内に提出しましょう。積み重ねがスキルアップにつながります。提出された内容は講師が確認を行い、復習が必要な場合はコメントを返すようにしています。テキストや補助資料を用いて復習してください。